23
09月

急逝から1年、前館主 根岸義明を偲び(9/23~10/6)

CATEGORYお知らせ

急逝から1年、前館主 根岸義明を偲び
前館主が愛したヴィスコンティ2作品を上映いたします。

b851f11fe37edac7.jpg

 65028aa9e3395e14.jpg

上映に合わせ、義明に関連する新聞記事等の展示を予定しております。
※各種刊行物の情報も募集しております。お手持ちの資料がありましたらお寄せください

毎日新聞 2017/09/08(金)掲載

新聞各紙より



メトロファンより

(ペンネーム)藍川 義助 様 

小説:「メトロシアタードリーム」
「映画を語ろうと思ったら、一年間で最低、百本は劇場で見た方がいいね。映画の見方が自然とわかるようになるよ」


Twitterからの声



WEBページから

日本映画映像文化振興センター 様 

館主さんを訪ねて 第022回 「メトロ劇場」館主 根岸義明さん
「映画は、総合芸術ですが、その最後の仕上げは映画館。そして、それをお客様が観て、ひとつの芸術として完結します」

港町キネマ通り 様

戦後間もない福井市に洋画封切館で創業した映画館
「精一杯、お客様が求める映画を提供する努力を続けようと思います。別にそれが、楽しいだけの映画でも良いだろうし、変な映画でも良いんです。その努力を怠ると、R-18の映画が全国で観れなくなる日が来るかも知れない。観たいものが観られなくならないように、僕は市民のために映画館をやっているんです」

読売新聞 様

<2>団塊編 反抗するエネルギーを
「公開される映画の大部分を捨てなければいけない悲しさがあるから」

アンを探して Looking for Anne 様
Day#48 (福井)メトロ劇場、ガニオン組感動!
「とにかく、「続けること」が経営の基本方針だという根岸さん。」

映画『第4の革命』様
「福井には14基の原発がある。現実を知ってほしい。第4の革命はいいビジョンを見せてくれるから期待している」


メトロ  平和と環境のサイト For Peace(旧ホームページより)

福井に集中している原発。必ず解体時期は来る。また核廃棄物・汚染物質は移送先決定まで安全に保管し続けざるをえない。だからこそ原発事故の深刻さを記憶し続け、私たちの子・孫まで安全な道を開いていきたいものだ。

愛と平和と映画 Love and Peace

2006年11月21日 神戸大学 福井県 校友会 第11回総会 講演会資料
「市民社会を市民自らが守る市民運動 戦う民主主義とリスクをとる資本主義」
loveandpeace.jpg 
※一部個人名が入っているため場内展示のみとさせて頂きます

人生を豊かに!映画から見つめる、本当のシアワセとは

上記「愛と平和と映画」のボツ原稿(?)
「みんなの意見を取り入れて、一緒に日々映画館を作っている感覚でやっている、
 →これ自体が私にとっては幸せだ~。」

塚本晋也 監督『野火』全記録より

「戦争の歴史が語り継がれなくなる。だから体験させるのだ!だから『野火』を上映するのだ!」


前館主が育てたメトロ劇場

JapanTravel 様
素晴らしく個性的な名画座
「名画を心ゆくまで堪能できる映画館は、その町の文化遺産であるといっても過言ではない」

KazuKazuの独り言 様
「この映画館の特徴は、今現在上映されている映画も上映しますが、懐かしい名画、心に残っている映画、もう一度観たい映画等を観客数度外視で上映してくれます。」

Instagramから
「メトロ劇場支配人根岸さんが急逝。 通夜も葬儀も行けなかったので 夕方ごあいさつをして映画を見る。 全国でも珍しくなったカルト的な ミニシアター(単館映画館)。 いつも観たい映画はメトロにある。 感謝しかない。 映画を見続け閉館させないことで 供養になるかな。」


追悼メッセージなど

Svelandski氏の秘められた日記
「福井の映画ファンならきっとご存知と思ふが、メトロ会館の館長をされてゐて、地方の文化を育てようといふ気概をお持ちの方であった。」

BBSから

天国の映画館  投稿者:西野悦子  投稿日:2016年 9月30日(金)21時43分13秒
 転居したためご無沙汰しており、申し訳ございません。天国の映画館で、映画を沢山たくさん笑顔でご覧になりますように。

(無題)  投稿者:若泉  投稿日:2016年 9月28日(水)09時29分37秒
 急な話で驚きました。
 上映会などお世話になりました。
 今はただご冥福を祈るのみです。
 今後も福井の良識ある映画の砦を支援していきます。
 ありがとうございました。

(無題)  投稿者:スケルトン・フイルムズ  投稿日:2016年 9月25日(日)15時45分41秒
 根岸様には大変お世話になりました。
 謹んでお悔やみ申し上げます。

 戸田 博

(無題)  投稿者:やぎみゆき  投稿日:2016年 9月25日(日)12時59分36秒
 ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。


Yoshiのアトリエから

※映画・劇場とは無関係のことお許しください
001.jpg 
「映画は総合芸術」と語るYoshi。自身も絵画を趣味としていました。
編成も芸術性が高い映画作品を好んで上映していた気がします。

002.jpg 
多くの作品が未完成のまま残されています。
もっとも「完成は無いんだよ、常に改良していくから」と言ってましたが。

006.jpg 
最初期の頃。油絵具は子供に悪いから、とパステル画へ転向

005.jpg 004.jpg
「私は美しいもの(女性)しか描かない」と豪語していたのは良い思い出です。

003.jpg 
片町界隈でスケッチブックに臨むYoshiを見かけた方も多いのではないでしょうか。

れある 第3号(1994/12/31)
[あるスケッチ風景] より
「男を何か月もかかって『君は美しい』なんて言って描く気はおきませんからね」
「でも「これは前の時のスケッチのプレゼントです。」と言って手渡す時の、相手のうれしそうな顔。これがまた楽しみなのだ。」
31
12月

2017年 上映予定

CATEGORYお知らせ

tytleD.gif 

◆ 2017年 上映予定
※予告なく変更される可能性があります。時間表(こちら)をご確認ください。
山猫(9/23~9/29)ヴィスコンティ第2弾
家族の肖像(9/30~10/6)ヴィスコンティ第2弾
New
ローサは密告された(10/21/11~11/3)
ギミー・デンジャー(10/28~11/10)
パターソン(11/4~11/17)
50年後のボクたちは(11/18~12/1)
ウィッチ(11/25~12/1)
愛を綴る女(12/2~12/15)

◆ 調整/検討中

婚約者の友人
笑う故郷
シンクロナイズドモンスター
ほか


28
10月

エル ELLE(10/28~11/17)

bda48635479d0a4e.jpg 

10/28~11/17


犯人よりも危険なのは”彼女”だった---。

監督:
 ポール・バーホーベン
出演:
 イザベル・ユペール/ミシェル
 ローラン・ラフィット/パトリック
 アンヌ・コンシニ/アンナ
 シャルル・ベルリング/リシャール
 ビルジニー・エフィラ/レベッカ
配給:
 ギャガ

第74回ゴールデングローブ賞 最優秀主演女優賞、最優秀外国語映画賞
第89回アカデミー賞 主演女優賞ノミネート

新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェルは、一人暮らしの瀟洒な自宅で覆面の男に襲われる。その後も、送り主不明の嫌がらせのメールが届き、誰かが留守中に侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲を怪しむミシェル。父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった──。


危険レベルまで常識を超えた才能が集結!!

ヒロインを演じるのは、フランスの至宝にして歳を重ねる度に魅力が増すイザベル・ユペール。監督は『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン。原作はラブストーリーの金字塔『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』のフィリップ・ディジャン。刺激的でアブノーマルな才能が互いを高め合い、世界初の気品あふれる変態ムービーにして異色のサスペンスが誕生した!
21
10月

残像(10/21~10/27)

4c397ed1663c1f7b.jpg 

10/21~10/27


人はそれでもなお、信念を貫けるのか

監督:
 アンジェイ・ワイダ
出演:
 ボグスワフ・リンダ/ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ
 ゾフィア・ビフラチュ/ハンナ
 ブロニスワバ・ザマホフスカ/ニカ・ストゥシェミンスカ
 クシシュトフ・ビチェンスキー/ユリアン・プシボシ
 シモン・ボブロフスキ/ヴウォジミェシュ・ソコルスキ
配給:
 アルバトロス・フィルム

実在の芸術家を通じて描かれる、20世紀の激動の時代。
祖国への報われぬ愛に殉じた、不屈の精神――

社会主義政権による圧政に不屈の精神で立ち向かった実在の前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ(1893―1952)の生涯を描いた伝記ドラマ。
第2次世界大戦後、ソビエト連邦の影響下にあるポーランド。全体主義による圧政が敷かれる中、画家のストゥシェミンスキはカンディンスキーやシャガールらと交流を持ちながら、創作活動と美術教育に情熱を注いでいた。しかし、芸術を政治に利用しようとする政府に反発したために迫害され、名声も尊厳も踏みにじられていく。それでも彼は芸術に対する希望を失わず、自らの信念を貫き通そうとするが……。

2016年10月9日、アンジェイ・ワイダ監督が急逝した。享年90。
世界から尊敬される巨匠が死の直前に完成させた作品は、戦後の社会主義圧政下で、
自らの信念を貫き、闘った実在の芸術家の姿だった――。

本作は監督の死の一か月前、トロント国際映画祭マスター部門で世界初上映され、2017年アカデミー外国語映画賞ポーランド代表作品に選ばれている。
『残像』は、ポーランド人の画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ(1893~1952)の晩年の4年間を描いているが、アンジェイ・ワイダが生涯を通して追求し続けたテーマを凝縮させたかのような、まさに遺言と呼ぶにふさわしい作品に仕上がっている。

14
10月

牯嶺街少年殺人事件(10/14~10/20)

241e07f1f7bd8ce5.jpg 

10/14~10/20


この世界は僕が照らしてみせる。

監督:
 エドワード・ヤン
出演:
 チャン・チェン/小四(シャオスー)/張震
 リサ・ヤン/小明(シャオミン)
 ワン・チーザン/王茂/小猫王(ワンマオ/リトル・プレスリー)
 クー・ユールン/飛機(フェイジー)
 タン・チーガン/小馬(シャオマー)
配給:
 ビターズ・エンド

伝説の傑作が25年ぶりに4Kレストアリマスター、3時間56分版で蘇る。

1960年代初頭の台北。建国高校昼間部の受験に失敗して夜間部に通う小四(シャオスー)は不良グループ〝小公園“に属する王茂(ワンマオ)や飛機(フェイジー)らといつもつるんでいた。 小四はある日、怪我をした小明(シャオミン)という少女と保健室で知り合う。彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは対立するグループ〝217”のボスと、小明を奪いあい、相手を殺して姿を消していた。ハニーの不在で統制力を失った小公園は、今では中山堂を管理する父親の権力を笠に着た滑頭(ホアトウ)が幅を利かせている。
小明への淡い恋心を抱く小四だったが、ハニーが突然戻ってきたことをきっかけにグループ同士の対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。。。

光と闇で描く、愛と暴力の世界。
エドワード・ヤンに、ようやく時代が追いついた。

エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選ばれ、2015年釜山映画祭で発表された「アジア映画ベスト100」において、『東京物語』『七人の侍』『悲情城市』などと並んでベスト10入りするなど、映画史上に残る傑作として評価されながらも、日本では初上映以来25年間DVD化もされず、観る機会がほとんどなかった。マーティン・スコセッシが激賞し、ウォン・カーウァイ、オリヴィエ・アサイヤスなど、世界中のアーティストに影響を与え、熱狂的な信奉者を生み出した伝説の傑作がエドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる2017年に4Kレストア・デジタルリマスター版で蘇る。
14
10月

夜明けの祈り(10/14~10/27)

21db1e76444cdf3f.jpg 

10/14~10/27


マチルド--- その崇高な魂は闇にともる灯り

監督:
 アンヌ・フォンテーヌ
出演:
 ルー・ドゥ・ラージュ/マチルド
 アガタ・ブゼク/シスター・マリア
 アガタ・クレシャ/マザー・オレスカ
 バンサン・マケーニュ/サミュエル
 ヨアンナ・クーリグ
配給:
 ロングライド

2017年 フランス映画祭出品
2017年 セザール賞主要4部門ノミネート
2016年 サンダンス映画祭公式上映作品

「マチルド、私たちを見捨てないで」
「あなたに神のご加護を」「どうか神の祝福があらんことを」
「あなたは救世主よ」

1945年12月のポーランド。赤十字の施設で医療活動に従事するフランス人医師マチルドが、見知らぬシスターに請われ、遠く離れた修道院を訪ねる。そこでマチルドが目の当たりにしたのは、戦争末期のソ連兵の蛮行によって身ごもった7人の修道女が、あまりにも残酷な現実と神への信仰の狭間で極限の苦しみにあえぐ姿だった。かけがえのない命を救う使命感に駆られたマチルドは、幾多の困難に直面しながらも激務の合間を縫って修道院に通い、この世界で孤立した彼女たちの唯一の希望となっていく……。


1945年のポーランドで実際に起こった衝撃的な事件 ———

その深い闇に希望の灯りをともした、フランス人医師の真実の物語。
『ドライ・クリーニング』『ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』で女性の生き方や愛の目覚めを描き、官能的なまでに甘美な作風で世界中の観客を魅了してきたアンヌ・フォンテーヌ監督。現代のフランス映画界を代表する監督のひとりとしても常に注目を集める彼女の最新作は、実在した医師マドレーヌ・ポーリアックの物語だ。人間の尊厳を踏みにじる悲劇的な事件に巻き込まれ、心身ともに傷ついた修道女たちを救うために尽力した若き女医の実話を映画化し、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞にノミネートされた話題作である。

07
10月

ローマ法王になる日まで(10/7~10/13)

489c4569f9c34674.jpg 

10/7~10/13


振り返れば、いつも彼らと共にいた。

監督:
 ダニエレ・ルケッティ
出演:
 ロドリゴ・デ・ラ・セルナ/ホルヘ・ベルゴリオ(1961~2005)
 セルヒオ・エルナンデス/ホルヘ・ベルゴリオ(2005~2013)
 ムリエル・サンタ・アナ/オリベイラ判事
 ホセ・アンヘル・エヒド
 アレックス・ブレンデミュール
配給:
 シンカ、ミモザフィルムズ

“ロックスター”法王と呼ばれ人々を熱狂させる、現ローマ法王フランシスコの知られざる激動の半生とは—

2013年3月13日、第266代ローマ法王に就任したフランシスコはサンピエトロ広場に集まった20万人の信徒に歓喜の熱狂によって迎えられた。その期待を裏切ることなく、新法王は貧しさや困難にあえぐ人々に寄り添った活動を展開、環境問題や人種差別や金融システムにも言及し、壁を作ると発言した選挙中のトランプ大統領候補(当時)に苦言を呈するなど、今や世界で政治家以上の影響力を持つ。ローリング・ストーン誌の表紙まで飾ったその人気は、“ロックスター”のようだと喩えられるほどだ。本作は、一人の心優しきアルゼンチンの青年が、史上初のアメリカ大陸出身のカトリック教会長となるまでの激動の半生を、事実に基づき再現した実話の映画化である。



監督を務めるのは、『我らの生活』のイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティ。主演のベルゴリオを演じたのは『モーターサイクル・ダイアリーズ』のロドリゴ・デ・ラ・セルナ。

「タンゴの幻影」で知られるスペイン出身のアルトゥーロ・カルデラスの音楽が、彼の波乱の人生の陰影を静かに奏で上げ、余韻と感動を深めている。