28
04月

彼女が目覚めるその日まで(4/28~5/4)

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絶対にあきらめない。

監督:
 ジェラルド・バレット
出演:
 クロエ・グレース・モレッツ/スザンナ・キャハラン
 トーマス・マン/スティーヴン・グリウォルスキ
 リチャード・アーミテージ/トム・キャハラン
 ジェニー・スレイト/マーゴ
 キャリー=アン・モス/ローナ・ナック
上映時間:
 89分
配給:
 KADOKAWA

NYタイムズ ベストセラー・ノンフィクション第一位 映画化!

原因不明の病と闘った一人の女性と生きる希望をつないだ家族の感動の実話。
原題:Brain on Fire
 ニューヨーク・ポスト紙で働く21歳のスザンナは、プライベートではミュージシャンのスティーブンと付き合いはじめ、公私ともに充実した毎日を送っていた。
 そんなある日、突如として物忘れがひどくなり、大事な取材で大失態を犯してしまう。さらに幻覚や幻聴にも悩まされるようになり、ついには全身が痙攣する発作を起こして入院することに。
 何度検査を受けても、医師たちは「異常なし」と繰り返し、精神の病だと決めつける。必ず原因を究明すると決意した両親と、「絶対に治るから、一緒に頑張ろう」と誓ったスティーヴンが支え続けるが、次第にスザンナは手足が動かなくなり、全身が硬直し、口さえきけなくなってしまう。
 あと3日間の観察で変化がなければ、精神科へ転院させると宣告する医師たち。期限が迫るなか、一人の医師がスティーヴンの“ある言葉”に突き動かされるのだが──。

原因不明の病と闘った一人の女性と生きる希望をつないだ家族の感動の実話
 最愛の両親や大切な恋人、あるいは自分自身が、ある日突然、人格を奪われ正気と狂気の間をさまよう病にかかったとしたら──あり得ないと思うかもしれないが、その病は日本でも年間1000人ほどが発症していると推定されている。決して、遠い国の縁のない話ではないのだ。
 主な症状は、感情がコントロールできなくなり、幸福と絶望を行き来し、周りの人々に人間性が崩壊したかのような毒舌を吐く。やがて昏睡に陥りそのまま死に至ることもあるという。2007年、つまりは21世紀になってようやく急性脳炎の一つと位置付けられ、正式に「抗NMDA受容体脳炎」という名前が与えられるまで、精神の病や悪魔憑きと判定され、正しい治療を受けることすら難しかったのだ。
 2009年にこの病にかかった、ニューヨーク・ポスト紙の記者であるスザンナ・キャハランが、壮絶な闘病の日々を、医療記録や家族の日誌などから再現したノンフィクションを発表。彼女も医師から原因不明と見放されたが、決して諦めなかった両親と恋人の尽力で、遂には人生を取り戻す。スザンナと家族の闘いに感銘を受けたオスカー女優のシャーリーズ・セロンがプロデュースに乗り出し、『キック・アス』で大ブレイクを果たしたクロエ・グレース・モレッツを主演に迎え、全米で大ベストセラーを記録した衝撃の実話の映画化を実現させた。
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