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08月

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(8/4~8/17)

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英国一型破りな男が、ダンケルクの戦いを制し、歴史を変えた。


監督:
 ジョー・ライト
出演:
 ゲイリー・オールドマン/ウィンストン・チャーチル
 クリスティン・スコット・トーマス/クレメンティーン・チャーチル
 リリー・ジェームズ/エリザベス・レイトン
 スティーブン・ディレイン/ハリファックス子爵
 ロナルド・ピックアップ/ネビル・チェンバレン
上映時間:
 125分
配給:
 ビターズ・エンド、パルコ

第90回 アカデミー賞
主演男優賞
メイクアップ&ヘアスタイリング賞(辻一弘 他2名)

チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる4週間を、「つぐない」のジョー・ライト監督のメガホンで描いた。第2次世界大戦初期、ナチスドイツによってフランスが陥落寸前にまで追い込まれ、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍が北フランスの港町ダンケルクの浜辺で窮地に陥る中、就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手にヨーロッパ中の運命が委ねられることに。ヒトラーとの和平交渉か徹底抗戦か、究極の選択を迫られるチャーチルだったが……。

メイクアップに200時間以上かけて挑んだ、名優ゲイリー・オールドマン渾身の演技!
3度目のオスカーノミネートとなる特殊メークアーティスト辻一弘による”芸術的変身”
ウィンストン・チャーチルを演じるのは、抜群の演技力で多くの俳優仲間からも尊敬を集める名優ゲイリー・オールドマン。本作では、姿形、声、話し方に加え、まとう空気までもチャーチルになりきった超絶の演技を披露。
監督は、『プライドと偏見』『つぐない』が高く評価されたジョー・ライト。脚本は、『博士と彼女のセオリー』のアンソニー・マクカーテンが手がけ、現存する膨大な史料を基に、チャーチルの知られざる人間性を浮き上がらせた。また、アカデミー賞に2度ノミネートされながらも、2012年に現代美術家に転向してハリウッドから引退していた辻一弘が、ゲイリー・オールドマン直々のオファーにより数年ぶりに特殊メーキャップアーティストとして参加。合計200時間以上もかけて作り上げたというゲイリー・オールドマンの“変身”ぶりに注目してほしい。

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特殊メイク、ヘア&メイクデザイン:辻一弘
1969年5月25日、京都市生まれ。10代の頃から特殊メイクを独学で学ぶ。1987年、メイクアップの巨匠ディック・スミスの住所を雑誌で知り、文通を通して師弟関係を築く。黒澤明監督『八月の狂詩曲』(91)や伊丹十三監督『ミンボーの女』(92)の制作に携わり、代々木アニメーション学院で講師を務めた後、96年に『メン・イン・ブラック』(97/バリー・ソネンフェルド監督)の現場で働くため渡米。『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(01/ティム・バートン監督)、『グリンチ』(00/ロン・ハワード監督)などを経て、07年独立。『もしも昨日が選べたら』(06/フランク・コラチ監督)、『マッド・ファット・ワイフ』(07/ブライアン・ロビンス監督)でアカデミー賞にノミネートされた。ハリウッドで25年以上、特殊メイクアップ・アーティストとして活動した後、2012年以降は美術彫刻に専念し、現代美術家として活躍中。ロサンゼルス在住。
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