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11月

告白小説、その結末(11/17~11/30)

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それは、作者さえも知らなかった―


監督:
 ロマン・ポランスキー
出演:
 エマニュエル・セニエ/デルフィーヌ
 エバ・グリーン/エル
 バンサン・ペレーズ/フランソワ
 ドミニク・ピノン/レイモン
 ジョゼ・ダヤン/カリーナ
上映時間:
 100分
配給:
 キノフィルムズ

熱狂的なファン、
優秀なゴーストライター、
ヒステリックな一心同体の親友、
理想的な小説のモデル、
そして…
 心を病んで自殺した母親との生活を綴った私小説がベストセラーとなった後、スランプに陥っているデルフィーヌの前に、ある日、熱狂的なファンだと称する聡明で美しい女性エル<彼女>が現れる。差出人不明の脅迫状にも苦しめられるデルフィーヌは、献身的に支えてくれて、本音で語り合えるエルに信頼を寄せていく。まもなくふたりは共同生活を始めるが、時折ヒステリックに豹変するエルは、不可解な言動でデルフィーヌを翻弄する。はたしてエルは何者なのか? なぜデルフィーヌに接近してきたのか? やがてエルの身の上話に衝撃を受けたデルフィーヌは、彼女の壮絶な人生を小説にしようと決意するが、その先には作者自身にも想像できない悪夢のような“結末”が待ち受けていた……。

ベストセラー作家に近づく謎に満ちたエル<彼女>。
彼女は何者なのか? 狙いは何なのか?
ふたりの女性の危ういほどスリリングな関係に、
ポランスキーが仕掛けた戦慄のミステリー
 フランスで今もっとも注目されている作家デルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説「デルフィーヌの友情」を映像化したのは巨匠ロマン・ポランスキー。熟練の技巧を凝らして随所に意味ありげな描写を織り交ぜながら、ふたりのヒロインがたどる予測不能の運命をスリリングに映し出す。人間の孤独とアイデンティティーの揺らぎ、密室的なシチュエーションで膨れ上がる極限の不安、じわじわと曖昧になっていく現実とフィクションの境目。これらまさしくポランスキー的なサスペンスと倒錯が渦巻く映像世界は、ひとときもスクリーンから目が離せず、ラスト・シーンを見届けた後もしばし観客を幻惑する。

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