05
10月

サマーフィーリング(10/5~10/11)

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君だけがいない 三度目の夏がくる・・・


監督:
 ミカエル・アース
出演:
 アンデルシュ・ダニエルセン・リー/ローレンス
 ジュディット・シュムラ/ゾエ
 マリー・リビエール
 フェオドール・アトキン
 マック・デマルコ
原題:
 Ce sentiment de l'ete
上映時間:
 106分
日本公開日:
 2019年7月6日
製作年:
 2015年
映倫区分:
 -
配給:
 ブロードウェイ

目覚めるとき、眠るとき、笑うとき、海を眺めるとき、君を思い出す。
愛する人の死から始まる、静かに、心打つ、愛と再生の物語。

哀しみの扉を開けて、ゆっくり生まれ変わる。喪失を抱えながら過ごす三度の夏――
 夏真っ盛りのある日。30歳のサシャは突然この世を去る。彼女の死は、ある二人の見知らぬ者同士を出逢わせる。サシャの恋人ローレンスとサシャの妹ゾエ。突然の別れとなったベルリン。深い悲しみが残るパリ。少しずつ自分の生活を取り戻すニューヨーク。三度の夏、三つの都市。愛した人の思い出と幾つもの美しい景色の中で、遺された者たちは少しずつ人生の光を取り戻していくーー。

街の息づかいも温かい。夏の陽光に充ちた涼やかな映像が、どこまでも美しく――
 国際映画祭東京グランプリと最優秀脚本賞をW受賞した『アマンダと僕』のミカエル・アース監督長編第2作品。「明るい光が射す夏こそ、空虚さが際立ち、激しい喪失感を感じる季節だ」と語るアース監督は、それぞれの街を舞台に優しい眼差しで、哀しみを受け止める人々の繊細な心情描写を描く。撮影は、『わたしたちの宣戦布告』、『アマンダと僕』のセバスティアン・ブシュマン。夏の木漏れ日、青々とした木々の葉、行き交う人々の表情、瑞々しい夏の世界を16mmフィルムの荒い粒子越しに切り撮る。何より、湖で泳ぐ人、芝生に寝転がる観光客、フランスの避暑地アヌシー湖のシーンは、涙が出る程美しい。
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