14
03月

福島は語る(3/14〜3/20)

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震災で追われた人びと。それぞれに違った涙の色がある―


監督:
 土井敏邦
上映時間:
 170分
日本公開日:
 2019年3月2日
製作年:
 2018年
配給:
 きろくびと、ピカフィルム

いまを生きるすべての人たちへ
分断された私たちが語り継ぐ14のメッセージ

原発事故から8年が過ぎました。日本は、2020年の東京オリンピックに向けて浮き足立ち、福島のことは「終わったこと」と片づけようとしているように感じます。しかし、原発事故によって人生を変えられてしまった十数万人の被災者たちの心の傷は疼き続けています。

100人近い被災者たちから集めた証言を丹念にまとめました。その“福島の声”を、忘却しつつある日本社会に届けたいと願い、この映画を制作しました。
2018年 土井敏邦

福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染で故郷を追われるなどの被害にあった被災者たちの声を、丹念にすくい取った証言ドキュメンタリー。
故郷や住処を追われ、生業を失い、家族離散を強いられ、将来の希望を奪われた数十万人の被災者たちの傷がいまだ癒えない中、日本社会は2020年の東京オリンピックに向けて浮き足立ち、福島の原発事故が忘れ去られようとしていると感じた土井監督が、被災者たちに取材し、彼らが心の底にためている思いを聞いた。100人に及ぶ証言者の中から選びぬいた14人の現在進行形の「福島の声」を、4年かけて映像作品に仕上げた。
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