25
06月

『教育と愛国』斉加尚代 監督舞台挨拶(6/25)

CATEGORYイベント
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教育と愛国』斉加尚代 監督舞台挨拶(6/25)

教育とは、誰のものなのか
ひとりの記者が見続けた“教育現場”に迫る危機
教科書で”いま”何が起きているのか?
2017年度ギャラクシー賞大賞を受賞した話題作が、 追加取材を加えついに映画化!
教育と愛国』上映に際し、斉加尚代 監督をお迎えしての舞台挨拶を行います。これからの社会を考えるうえで重要となる「教育と政治」の関係、斉加監督にじっくりお話いただきます。

《スケジュール》

6/25(土) 13:00 『教育と愛国』(1h47m)
 上映後 斉加尚代監督 舞台挨拶

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毎日放送報道情報局ディレクター

斉加 尚代(さいか・ひさよ)

1987年毎日放送入社。報道記者などを経て2015年からドキュメンタリー担当ディレクター。 企画、担当した主な番組に、『映像’15 なぜペンをとるのか~沖縄の新聞記者たち~』(2015年9月)で第59回日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞、『映像’17 沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔~』(2017年1月)で平成29年民間放送連盟賞テレビ報道部門優秀賞、第37回「地方の時代」映像祭優秀賞、第72回文化庁芸術祭優秀賞など。『映像’17 教育と愛国~教科書でいま何が起きているのか~』(2017年7月)で第55回ギャラクシー賞テレビ部門大賞、第38回「地方の時代」映像祭優秀賞。『映像’18 バッシング~その発信源の背後に何が~』で第39回「地方の時代」映像祭優秀賞など。個人として「放送ウーマン賞2018」を受賞。著書に『教育と愛国~誰が教室を窒息させるのか』(岩波書店)、『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から』(集英社新書)。
31
12月

2022年 上映予定

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◆ 2022年 上映予定
※予告なく変更される可能性があります。時間表(こちら)をご確認ください。

新型ウィルス禍の影響により、突然のスケジュール変更を行う可能性がございます。
ご来場の際には最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。


6/25

7/1

斉加尚代 監督舞台挨拶(6/25)

教育と愛国

チェルノブイリ1986

パリ13区

マイ・ニューヨーク・ダイアリー

ハッチング 孵化
7/2

7/8

天才ヴァイオリニストと消えた旋律
7/9

7/15

瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと

ナワリヌイ

ドンバス

ワン・セカンド 永遠の24フレーム

帰らない日曜日
7/16

7/22
7/23

7/29

PLAN 75

恋は光

エリザベス 女王陛下の微笑み
7/30

8/5

リコリス・ピザ

ふたつの部屋、ふたりの暮らし

わたしは最悪。
8/6

8/12
8/13

8/19
30
07月

わたしは最悪。(7/30~8/12)

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人生は選択―― 時々、運命。

監督・共同脚本;
 ヨアキム・トリアー
共同脚本;
 エスキル・フォクト
主演:
 レナーテ・レインスベ
 アンデルシュ・ダニエルセン・リー
 ハーバート・ノードラム
原題:
 The Worst Person in the World
制作:
 2021年製作/ノルウェー・フランス・スウェーデン・デンマーク合作
上映時間:
 128分
映倫区分:
 R15+
配給:
 ギャガ

第74回 カンヌ国際映画祭 女優賞(レナーテ・レインス) 受賞

〈理想の未来〉と〈シビアな現実〉の間で揺れながらも、 
自分に正直に人生を選択していくユリヤの恋と失敗と成長の物語"
学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。

〈最悪なわたし〉に〈最高の共感〉!
監督は『母の残像』『テルマ』のヨアキム・トリアー。カンヌ国際映画祭コンペティション部門とある視点部門に本作を含め3度正式出品されるなど、海外の映画祭で高く評価され、ノルウェーで最もリスペクトされている奇才だ。
ユリヤを演じるのが、これが映画初主演となるレナーテ・レインスヴェ。子供の無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在する年代の感情の揺れ動きを、繊細かつ大胆な演技でグラデーション豊かに表現、本作で映画界の未来を担う存在へと躍り出た。アクセルには、『パーソナル・ショッパー』『ベルイマン島にて』のアンデルシュ・ダニエルセン・リー。レナーテを輝かせながらも、アクセルの視点から見れば、もう1本の作品が成立するほどの情感のこもった演技で魅了する。アイヴィンには、主にコメディ作品で高い人気を誇る、ノルウェーの俳優ヘルベルト・ノルドルム。
芸術の都オスロを舞台に、スタイリッシュで遊び心溢れる独創的な映像と、60~70年代に活躍したハリー・ニルソンなど、今この時代にこそフィットするキャッチーな音楽で、恋愛、キャリア、家族、結婚など人生のターニングポイントを追いかける。ロマンティックな夢とヒリヒリする現実、喜びと悲しみの両面を痛烈なほどリアルに描き、「あの日、あの時、私もそうだった」と観る者を一瞬で過去の自分へと連れ去り、「あれで良かった」と肯定してくれる、圧倒的共感映画の誕生!

30
07月

リコリス・ピザ(7/30~8/19)

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この出会いは運命

監督・脚本:
 ポール・トーマス・アンダーソン
撮影:
 マイケル・バウマン
 ポール・トーマス・アンダーソン
音楽:
 ジョニー・グリーンウッド
出演:
 アラナ・ハイム
 クーパー・ホフマン
 ショーン・ペン
 トム・ウェイツ
 ブラッドリー・クーパー
 ベニー・サフディ
 エスティ・ハイム
 ダニエル・ハイム
 ドナ・ハイム
 モチ・ハイム
原題:
 Licorice Pizza
製作:
 2021年製作/アメリカ
上映時間:
 134分
映倫区分:
 PG12
配給:
 ビターズ・エンド、パルコ

目が眩むほどまぶしくても、君から目をそらすことができなかった
1970年代、ハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレー。高校生のゲイリー・ヴァレンタインは子役として活躍していた。アラナ・ケインは将来が見えぬまま、カメラマンアシスタントをしていた。ゲイリーは、高校の写真撮影のためにカメラマンアシスタントとしてやってきたアラナに一目惚れする。
「君と出会うのは運命なんだよ」
強引なゲイリーの誘いが功を奏し、食事をするふたり。
「僕はショーマン。天職だ」
将来になんの迷いもなく、自信満々のゲイリー。将来の夢は?何が好き?……ゲイリーの言葉にアラナは「分からない」と力なく答える。それでも、ふたりの距離は徐々に近づいていく。

誰もが「あの頃の気持ち」を思い出す……
ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作!
『マグノリア』でベルリン国際映画祭金熊賞、『パンチドランク・ラブ』でカンヌ、『ザ・マスター』でヴェネチア、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でベルリンと世界三大映画祭すべてで監督賞受賞の伝説を作り、常に世界中の映画ファンが新作を心待ちにしている天才監督ポール・トーマス・アンダーソン。最新作『リコリス・ピザ』はオリジナル脚本の完成度の高さ、細かな脇役に至るまで行き届いた演出が高く評価され、本年度アカデミー賞®作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされたほか、世界中の映画賞を席巻している。 舞台は1970年代のハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレー。カメラマンアシスタントのアラナ(アラナ・ハイム)と高校生ゲイリー(クーパー・ホフマン)が偶然に出会い、すれ違い、歩み寄っていく恋模様を描き出す。 主演は三姉妹バンド、ハイムの三女であるアラナ・ハイムとポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン。ともに本作で鮮烈な映画デビューを飾り、主演女優賞やブレイクスルー賞を総なめに! 脇を固める俳優も曲者揃いだ。ショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディとレジェンドが集結し、実在の人物をモデルにしたアクの強い登場人物を生き生きと演じている。 主人公ふたりの感情に寄り添う音楽を手掛けたのはレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。ポール・トーマス・アンダーソン監督とは本作で5作目のタッグとなる。劇伴のほか、数々の楽曲が全編を彩り、こだわり抜いた、セット、小道具、ファッション、ヘアスタイルが70年代を完璧に再現する。散りばめられた当時の音楽やファッション、そして恋の痛みと嬉しさに溢れる主人公たちの姿に、誰もが“あの頃の気持ち”と“映画の楽しさ”を思い出さずにいられない!

30
07月

ふたつの部屋、ふたりの暮らし(7/30~8/5)

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夢にまで見た最後の計画。
あたりまえと思っていた日常が消えた。

監督・脚本:
 フィリッポ・メネゲッティ
出演:
 バルバラ・スコバ
 マルティーヌ・シュバリエ
 レア・ドリュッケール
 ミュリエル・ベナゼラフ
 ジェローム・バレンフラン
原題:
 Deux
製作:
 2019年製作/フランス・ルクセンブルク・ベルギー合作
上映時間:
 95分
映倫区分:
 G
配給:
 ミモザフィルムズ

アパルトマン最上階に向かい合うふたつの部屋
互いを隔てる扉は、やがて社会の障壁となって、ふたりの前に立ちはだかる

南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、向かい合う互いの部屋を行き来して暮らす隣人同士のニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫が先立ち、子供たちもいまは独立し、家族との思い出の品や美しいインテリアに囲まれながら心地よく静かな引退生活を送っている。2人の望みはアパルトマンを売ったお金で共にローマに移住すること。だが子供たちに真実を伝えられないまま、時間だけが過ぎていく。そして突如マドレーヌに訪れた悲劇により、2人はやがて家族や周囲を巻き込んで、究極の選択を迫られることになる。
最愛の人と築き上げた平和な日常が突如崩れ去った時、自らの手で人生を取り戻すべく抗う彼女たちが選んだ答えとは――。

アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト選出、セザール賞新人監督賞受賞
独仏を代表する2大女優の共演 × 光と影が織りなす秀逸な映像美
ニナを演じるのはカンヌ国際映画祭女優賞を受賞した『ローザ・ルクセンブルク』(85)、『ハンナ・アーレント』(12)など、アメリカとヨーロッパを股にかけ活躍するバルバラ・スコヴァ。一方、マドレーヌに扮するのは、フランスの名門国立劇場コメディ・フランセーズの団員でもある大女優、マルティーヌ・シュヴァリエ。
監督・共同脚本を手掛けたのは、本作で初長編とは思えない成熟した演出を見せたイタリアの新たな才能フィリッポ・メネゲッティ。2020年、セザール賞新人監督賞受賞、リュミエール賞の新人監督賞、最優秀女優賞受賞を始め、2021年にアカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト(フランス代表)に選出、ゴールデングローブ賞非英語映画賞にノミネート、ロッテントマト批評家スコア98%を記録するなど大絶賛をもって迎えられ、大きな話題を集めた。
社会の障壁の中で、愛する人との自由な人生を勝ち取るため闘う女性たちを、独仏を代表する2大女優の圧倒的な演技と、光と影が織りなす秀逸な映像美でサスペンスフルに描き上げた異色の注目作が誕生した。

23
07月

PLAN 75(7/23~8/5)

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それは、75歳から自らの生死を選択できる制度

監督・脚本:
 早川千絵
撮影:
 浦田秀穂
照明:
 常谷良男
録音:
 臼井勝
美術:
 塩川節子
出演:
 倍賞千恵子
 磯村勇斗
 たかお鷹
 河合優実
 ステファニー・アリアン
 大方斐紗子
 串田和美
製作:
 2022年製作/日本・フランス・フィリピン・カタール合作
上映時間:
 112分
映倫区分:
 G
配給:
 ハピネットファントム・スタジオ

果たして、是か、非か
<プラン75>に翻弄される人々が、最後に見出した答えとは―
夫と死別してひとりで慎ましく暮らす、角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は<プラン75>の申請を検討し始める。一方、市役所の<プラン75>の申請窓口で働くヒロム、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子(河合優実)は、このシステムの存在に強い疑問を抱いていく。また、フィリピンから単身来日した介護職のマリア(ステファニー・アリアン)は幼い娘の手術費用を稼ぐため、より高給の<プラン75>関連施設に転職。利用者の遺品処理など、複雑な思いを抱えて作業に勤しむ日々を送る。
果たして、<プラン75>に翻弄される人々が最後に見出した答えとは―――。

75歳以上が自らの生死を選択できる<プラン75>。
この架空の制度を媒介に、「生きる」という究極のテーマを
全世代に問いかける衝撃作が誕生した。
少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる
当事者である高齢者はこの制度をどう受けとめるのか?若い世代は?<プラン75>という架空の制度を媒介に、人は何を選択し、どう生きていくのかを問いかける作品が誕生した。早川監督は、「2000年代半ば以降、日本では自己責任という言葉が幅をきかせるようになり、社会的に弱い立場の人を叩く社会の空気が徐々に広がっていったように思います。そして2016年、障害者施設殺傷事件が起こりました。人の命を生産性で語り、社会の役に立たない人間は生きている価値がないとする考え方は、すでに社会に蔓延しており、この事件の犯人特有のものではないと感じました。政治家や著名人による差別的な発言も相次いで問題になっていましたし、人々の不寛容がこのまま加速していけば、<プラン75>のような制度は生まれ得るのではないかという危機感がありました」と振り返り、「そんな未来は迎えたくないという想いが、この映画を作る原動力となりました」と制作意図を明かす。
物語の中心となるミチに、9年ぶりの主演作となる名優・倍賞千恵子。「最初はひどい話だと思ったが、ある選択をするミチに心惹かれ、出演を即決した」という。セリフで多くを語るのではなく、目や手の動きだけで哀しみや恐れなどの感情を繊細に表現した。
若い世代のヒロムと瑶子を『ヤクザと家族 The Family』の磯村勇斗、『由宇子の天秤』の河合優実が演じ、たかお鷹やステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美らが顔を揃える。

監督・脚本は、本作が長編初監督作品ながら、2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品の快挙を成し遂げた、早川千絵。「物語や主人公の心情を懇切丁寧に説明してくれる昨今の日本映画を見慣れている人がこの作品を見たら、少し戸惑われるかもしれません。しかし、謎を心に留めたまま、様々な想像を膨らませ、他者の心に思いを馳せるということも、映画を見る醍醐味だと思います。私は映画を見る人の感受性を信じています。一人一人異なる感性で、自由に映画を解釈することで、観客にも映画の共作者になってもらいたいのです。『PLAN 75』という映画が自分の手元を離れたあと、無限に形を変えていくことを願っています」と希望を託す。
年齢による命の線引きというセンセーショナルなモチーフを打ち出しつつ、細やかな演出で、この世界を懸命に生きる人々を丁寧に描いた。2025年には国民の5人に1人が75歳以上になると言われる日本で、ここに映し出される状況は絵空事と言い切れない。他者への不寛容さや痛みに対する想像力を欠いた世の中への危機感とともに、命の尊さを静かに、そして強く訴える。

23
07月

恋は光(7/23~8/5)

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恋の光が視える男と恋する3人の女が導く ”恋の定義” とは。

監督・脚本:
 小林啓一
原作:
 秋★枝「恋は光」
音楽:
 野村卓史
劇中歌:
 She & Him
 「Sentimental Heart」
出演:
 神尾楓珠
 西野七瀬
 平祐奈
 馬場ふみか
 伊東蒼
 宮下咲
 花岡咲
 森日菜美
 山田愛奈
 田中壮太郎
製作:
 2022年製作/日本
上映時間:
 111分
映倫区分:
 G
配給:
 ハピネットファントム・スタジオ、KADOKAWA

“恋の光が視える”
その特異体質ゆえに恋を遠ざけていた男が、ついに恋を知る!?
“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条。恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で“恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係に…。数千年もの間、人類誰しもが悩んできた「恋」を、果たして彼らは解くことができるのか?そして、それぞれの恋の行方は―?

4人の大学生が「恋」 の定義を巡って大論争。 
リアルとファンタジーが入り混じる、文科系哲学恋愛映画。
「恋」をしている気持ちが可視化されたら、ラブストーリーは一体どうなるのか―?
ウルトラジャンプにて連載・コミックス化された「恋は光」(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)を映画化。“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも、“恋って何だろう?”と「恋」の定義を考察する主人公たちに、共感の声が多く寄せられ話題となった。

恋する女性が光って視えてしまうという特異な体質ゆえに、恋を遠ざけていた大学生・西条。そんな西条にずっと想いを寄せながらも、「光っていない」と言われたことで、自分の想いを打ち明けられず、幼馴染ポジションから抜け出せない北代。一方、西条と同じく恋愛経験が無く、文学や古典作品を読み漁りながら、純粋に恋を探究する東雲。そして、人の彼氏を奪いたくなってしまう悪癖を持ちながら、本当は素直に恋をしたいと思う宿木。恋についての考え方も経験も異なる個性的な4人が繰り広げる“恋”についての探究は、観るものにも、「恋とは?」「好きという感情とは?」を問いかけ、巻き込んでいく。誰もが感じたことのある切なさやあたたかな気持ちが呼び起こされる、恋を解く、恋に触れる物語。

主人公・西条を演じたのは、神尾楓珠。ヒロイン・北代役に西野七瀬、東雲役に平祐奈、宿木役に馬場ふみか。脚本・監督は、『ももいろそらを』(13)、『殺さない彼と死なない彼女』(19)と、美しい画作りが国内外から高く評価されている小林啓一。風光明媚な、情緒に溢れたロケーションで、原作の空気感を捉えている。

23
07月

エリザベス 女王陛下の微笑み(7/23~7/29)

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わたくしのすべてをご覧に入れましょう

監督:
 ロジャー・ミッシェル
製作:
 ケビン・ローダー
編集:
 ジョアンナ・クリックメイ
音楽:
 ジョージ・フェントン
出演:
 エルトン・ジョン
 ダニエル・クレイグ
 マリリン・モンロー
 ジョン・レノン
 ノエル・カワード
 オプラ・ウィンフリー
 コリン・ファース
 J・M・バリー
原題:
 Elizabeth: A Portrait in Part(s)
製作:
 2021年製作/イギリス
上映時間:
 90分
映倫区分:
 G
配給:
 STAR CHANNEL MOVIES

誰も見たことのない、 エリザベス女王の姿がここにある。
世界でもっとも有名な女性である英国君主エリザベス2世。 在位70周年となる祝福の年に、初の長編ドキュメンタリー映画が公開。 最高にチャーミングでユーモアたっぷりの女王の姿をご覧あれ!
昨年9月、監督ロジャー・ミッシェルが急逝した。「ドキュメンタリー作品を作ろう」新型コロナウィルスによって次回作の撮影機会が奪われてしまったとき、ミッシェル監督がそのアイデアの一番手に挙げたのが女王陛下だった。しかし、既視感のある、ありきたりな王室ドキュメンタリーにはできない。「エリザベス女王はまさにモナ・リザだ。誰もが知っている圧倒的存在。ビートルズよりもはるかに有名で、“お城に住むお伽話の主人公”。でもその存在感にもかかわらず、実態はベールに包まれていて、私たちは彼女を永久に知り尽くすことはできなかった」だが、本作では、船のデッキでゲームに興じたり、競馬でご贔屓の馬がトップでゴールインしそうになるとぴょんぴょん跳ねて大喜び。そんなキュートでチャーミングな、誰も見たことのない“素顔の女王陛下”の魅力を体験できる。

ザ・ビートルズ、エルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローらスーパースター、 歴史に残る政治家、錚々たるセレブが華を添える貴重な映像や楽曲が満載。 6月2日から4日間にわたりイギリス各地で盛大に行われる、英国君主として初の❝プラチナジュビリー❞では、世界中が女王を祝福する。
本作はまるでタイムマシーンのように、1930年代から2020年代までのアーカイブ映像によって、何十年もの歩みを行き来する。レコードに針を落とすようにして音楽は語り、私たちはエリザベスという女性の肖像、その人物が見せるあらゆる表情、そして象徴としての姿を目撃する。たった一度の人生で一人の女性がここまで濃密な経験をしてきたとは、なんてすごい社会史だろう。女王陛下が子供時代から大人になるまでの軌跡、何百にもおよぶ花束を受け取る姿、何千もの人々と握手する姿…。1952年、25歳の若さでエリザベス2世として即位したその類まれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に時にポップに描いた、最高にオシャレな映画がここに誕生した。

09
07月

ナワリヌイ(7/9~7/22)

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"プーチン が最も恐れた男"

監督:
 ダニエル・ロアー
プロデューサー:
 ダイアン・ベッカー
 シェーン・ボリス
 メラニー・ミラー
 オデッサ・レイ
エグゼクティブプロデューサー:
 エイミー・エントリス
 コートニー・セクストン
出演:
 アレクセイ・ナワリヌイ
 ユリヤ・ナワリヌイ
 マリア・ペブチク
 クリスト・グローゼフ
 レオニード・ボルコフ
原題:
 Navalny
製作:
 2022年製作/アメリカ
上映時間:
 98分
映倫区分:
 G
配給:
 トランスフォーマー

9年の禁固刑で投獄中、
プーチン最大の敵。
2020年8月、シベリアからモスクワへ向かう飛行機が緊急着陸した。乗客の1人、プーチン政権への痛烈な批判で”反体制のカリスマ”として支持を集めるロシア人政治活動家のアレクセイ・ナワリヌイが突然瀕死の状態に陥ったのだ。ナワリヌイはベルリンの病院に避難し奇跡的に一命を取り留めるが、何者かによってロシアの毒物”ノビチョク”が盛られた毒殺未遂事件であったことが発覚する。プーチン大統領は即座に一切の関与を否定するが、ナワリヌイは自身の命を狙う者の正体を暴くべく、チームと命がけの調査を開始。緊迫の調査現場に極秘密着したカメラは、ナワリヌイが切り込む政府の強大な闇を映し出していく…。

航空機内で“消されかけた男”
国家を揺るがす真相に迫る、
危険な独自調査に極秘密着!
ロシアの弁護士で政治活動家のアレクセイ・ナワリヌイは、インターネット上でのプーチン政権への批判で国内外の注目を集め、若者を中心とした反体制派から熱烈な支持を寄せられるカリスマだ。タイム誌の2012年版「世界で最も影響力のある100人」にも選出されたナワリヌイは、自らも政党を結成し、モスクワ市長選に出馬し大健闘。やがて政権の最大の敵となった彼は、不当な逮捕を繰り返され、徐々に見えない巨大な力に追い詰められてゆく。そして2020年8月、彼は移動中の飛行機内で毒物によって昏睡状態に陥った。機体は急遽緊急着陸し、搬送された病院でもナワリヌイは意識不明となっていたが、やがて病院側の反対を振り切ってドイツの病院へ移送され、そこで奇跡的に回復を遂げた。様々な憶測が飛び交う中、体調が戻り始めた彼は、自ら調査チームを結成。自分に毒を盛ったのは一体何者なのか?暗殺未遂事件の影に潜む勢力を、信じられない手法を用いて暴いていくのだった…。

監督は、2019年トロント国際映画祭にて『ザ・バンドかつて僕らは兄弟だった』がカナダのドキュメンタリー映画として初めてオープニング上映され絶賛を集めた、ビジュアルアーティストとしても活躍するダニエル・ロアー。暗殺未遂事件の直後からナワリヌイや家族、調査チームに密着し、本作を極秘裏に製作した。事件の背後に何があったのか、そしてその後ナワリヌイがどんな手段を用いて自分を抹殺しようとした力を暴いていくのか。その全てをカメラは克明に記録していた。

本年度サンダンス映画祭にてシークレット作品として上映され、あまりに衝撃的な内容で世界的な話題を集め観客賞とフェスティバル・フェイバリット賞をW受賞したドキュメンタリー映画『ナワリヌイ』。全米ではワーナー・ブラザース他が劇場公開、ヨーロッパ各地でも6月以降に上映が決定するなど大きな注目を浴び、早くも来年のオスカーへの期待も高まっている。5/9現在、全米批評サイト・ロッテントマトでは100%フレッシュという驚異の高評価を獲得している。

連日ロシアによるウクライナ侵攻の惨状が世界中で報じられる一方、戦争反対の立場を表明したロシアの国内メディアは政府の圧力により次々と活動停止に追い込まれている。政府に抗議の声を上げることがいかに危険かというアクチュアルな実態に切り込んでいく本作は、ナワリヌイを支持して抗議デモに参加する市民の姿も映し出し、ロシア国内にも平和と正義を求め行動を起こす人々が確かにいるのだということを我々に訴えかける。ナワリヌイは本作中で、「もし私が殺されることになったら、それは私達がそれほど彼らにとって脅威だということだ。諦めてはならない」とメッセージを発している。まるでスパイ映画を観ているかのようなスリリングで予測もつかない展開の連続。強大な権威主義国家に立ち向かう闘いを捉えた、絶対に今観るべきドキュメンタリーだ。

09
07月

ドンバス(7/9~7/22)

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ここで何が起きているのか。

監督・脚本:
 セルゲイ・ロズニツァ
製作:
 ハイノ・デカート
撮影:
 オレグ・ムトゥ
美術:
 キリル・シュバーロフ
衣装:
 ドロタ・ロケプロ
出演:
 タマラ・ヤツェンコ
 ボリス・カモルジン
 トルステン・メルテン
 アルセン・ボセンコ
 イリーナ・プレスニャエワ
 スベトラーナ・コレソワ
 セルゲイ・コレソフ
 セルゲイ・ルスキン
 リュドミーラ・スモロジナ
 バレリウ・アンドリウツァ
原題:
 Donbass
製作:
 2018年製作/
 ドイツ・ウクライナ・フランス・オランダ・ルーマニア・ポーランド合作
上映時間:
 121分
配給:
 サニーフィルム

第71回(2018年)カンヌ国際映画祭
 ある視点部門 最優秀監督賞受賞 セルゲイ・ロズニツァ

ロシアとウクライナの戦争を理解するための “ドンバス13のレッスン”
ドンバスで起きた実話を元に構成された衝撃のエピソード
クライシスアクターと呼ばれる俳優たちを起用して作るフェイクニュースから始まり、支援物資を横領する医師と怪しげな仕掛人、湿気の充満した地下シェルターでフェイクニュースを見る人々、新政府への協力という口実で民間人から資産を巻き上げる警察組織、そして国境での砲撃の応酬……。無法地帯“ノヴォロシア”の日常を描く13のエピソードは、ロシアとウクライナの戦争をすでに予見していた。ここでは一体何が起きているのだ。

ロシアーウクライナ戦争の背景、ドンバス戦争を描く
2014年に一方的にウクライナからの独立を宣言し、親ロシア派勢力「分離派」によって実効支配されているウクライナ東部ドンバス地方。ウクライナ軍との武力衝突が日常的に起きているこの地域にはロシア系住民が多く住み、「分離派」の政治工作によってウクライナ系住民との分断が深まり内戦となっている。フェイクニュースやプロパガンダを巧みに駆使する近代的な情報戦と、前時代的で野蛮なテロ行為が横行するドンバスのハイブリッド戦争を、ウクライナ出身の異才セルゲイ・ロズニツァ監督がダークユーモアを込めながら描く—— 今日の戦争でロシア軍の所業を知った今、もはやまったく笑えない映画に変貌を遂げた。2018年カンヌ国際映画祭《ある視点》部門監督賞受賞作品。