04
02月

RRR(2/4~2/17)

2023RRRs.jpg
友情か? 使命か?

監督:
 S・S・ラージャマウリ
音楽
 M・M・キーラバーニ
出演:
 N・T・ラーマ・ラオ・Jr.
 ラーム・チャラン
 アジャイ・デーブガン
 アーリアー・バット
 シュリヤー・サラン
 サムドラカニ
 レイ・スティーブンソン
 ラジーブ・カラカーナ
 アリソン・ドゥーディ
 オリビア・モリス
原題:
 RRR
製作:
 2022年製作/G/インド
上映時間:
 179分
配給:
 ツイン

あの『バーフバリ』シリーズを生み出した
S.S. ラージャマウリ監督待望の最新作

23RRR-1.jpg

舞台は1920年、英国植民地時代のインド
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム(NTR Jr.)。
大義のため英国政府の警察となるラーマ(ラーム・チャラン)。
熱い思いを胸に秘めた男たちが”運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。
しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの”宿命”に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに。

23RRR-2.jpg

彼らが選ぶのは
 友情 か?  使命 か?


23RRR-4.jpg

数々の興行新記録を打ち立て、全世界に“バーフバリ旋風”を巻き起こしてインド映画の歴史を変えた映画史上最大の叙事詩にして、もはや神話ともいうべき伝説の2部作『バーフバリ 伝説誕生』と『バーフバリ 王の凱旋』。その創造神S.S.ラージャマウリ監督による全宇宙待望の最新作がついに完成した。
インド映画史上最高の製作費7200万ドル(約97億円)をかけたその超大作の名は『RRR』。

23RRR-3.jpg

21
01月

【重要】『ケイコ 目を澄ませて』1/21(土)~27(金) は 日本語字幕付き上映となります

CATEGORYお知らせ
2023keiko23.jpg

【重要】『ケイコ 目を澄ませて』1/21(土)~27(金) は 日本語字幕付き上映となります

『ケイコ 目を澄ませて』2週間の上映のうち、初週1/21(土)~27(金)は日本語字幕付き上映となります。2週目の1/28(土)~2/3(金)には字幕はございません。お間違えなきようお願い申し上げます。

1/21(土)~27(金) 13:20の回
『ケイコ 目を澄ませて』日本語字幕付き上映

1/28(土)~2/3(金) 17:00の回
18
03月

そばかす(2/18~3/3)

2023sobakasu.jpg
今までを全部抱きしめて。
進め、自分。

監督:
 玉田真也
企画/原作/脚本:
 アサダアツシ
主題歌:
 三浦透子「風になれ」
音楽/録音/音響効果:
 松野泉
出演:
 三浦透子
 前田敦子
 伊藤万理華
 伊島空
 前原滉
 前原瑞樹
 浅野千鶴
 北村匠海
 田島令子
 坂井真紀
 三宅弘城
製作:
 2022年製作/G/日本
上映時間:
 104分
配給:
 ラビットハウス

「恋愛をしたことがない、そういう感情もない。 
 だけど楽しく生きていける―」
  それが私だと思っていた。
23sobakasu-4.jpg

私・蘇畑佳純(そばた・かすみ)、30歳。
チェリストになる夢を諦めて実家にもどってはや数年。
コールセンターで働きながら単調な毎日を過ごしている。
妹は結婚して妊娠中。 救急救命士の父は鬱気味で休職中。
バツ3の祖母は思ったことをなんでも口にして妹と口喧嘩が絶えない。
そして母は、私に恋人がいないことを嘆き、
勝手にお見合いをセッティングする。
23sobakasu-5.jpg

私は恋愛したいと言う気持ちが湧かない。
だからって寂しくないし、ひとりでも十分幸せだ。
でも、周りはそれを信じてくれない。
23sobakasu-6.jpg

恋する気持ちは知らないけど、ひとりぼっちじゃない。
大変なこともあるけれど、きっと、ずっと、大丈夫。
進め、自分。
23sobakasu-1.jpg

「ドライブ・マイ・カー」で実力を不動のものにした三浦透子、単独初主演!
個性的なキャラクターも勢揃い!
本作は、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(21、濱口竜介監督)で、日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞した三浦透子の、初の単独主演作となる。更に、歌手としても高い評価を受ける彼女は主題歌も担当する。楽曲を提供するのは、感度の高い若年層から今急速に支持を集めるバンド・羊文学の塩塚モエカ。彼女たちの、柔らかくも瑞々しい、独自の世界観を作る曲と詞の世界が、物語のラストで昇華する。

23sobakasu-3.jpg
佳純の同級生であり、元AV女優・真帆を演じるのは前田敦子。一層女優としての活動の幅を広げる彼女が、佳純に影響を与えるキーパーソンを見事に演じ切る。また、佳純の新しい一歩を後押しする印象的な役を演じるのは、三浦透子と俳優として「同志」であり、今最も注目を集める若手俳優・北村匠海。他にも、伊藤万理華、田島令子、坂井真紀、三宅弘城といった若手からベテランまで幅広い実力派俳優陣が脇を固め、超個性的なキャラクターで作品を彩っている。

23sobakasu-2.jpg
近年は、映画『あの日々の話』(19)、『僕の好きな女の子』(20)で脚本・監督を努め、劇団「玉田企画」を主催する玉田真也と、放送作家・脚本家として長年活躍し、映画『his』(20、今泉力哉監督)の脚本で、評価は益々高まっているアサダアツシ。二人のタッグが、この繊細なテーマを、佳純の白いシャツと海辺の白い砂浜のように、明るさと爽やかさを感じさせ、多くの人の心に響く作品に仕上げている。


18
02月

生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険(2/19~3/10)

23truffaut90ogp2.jpg
映画が彼の人生のすべてだった

いまこそトリュフォー映画を! 
ヌーヴェルヴァーグ黎明期から 1980 年代まで、フランス映画の代表格として活躍したフランソワ・トリュフォー監督。2022年の生誕 90 周年を記念し、3週間にわたり短編含め全12本を一挙上映!


◆上映スケジュール

2/18(土) 2/19(日) 2/20(月) 2/21(火) 2/22(水) 2/23(木) 2/24(金)
10:40~
大人は判ってくれない アントワーヌとコレット夜霧の恋人たち 終電車 あこがれ私のように美しい娘 突然炎のごとく 逃げ去る恋
2/25(土) 2/26(日) 2/27(月) 2/28(火) 3/1(水) 2/2(木) 2/3(金)
11:00~ 10:50~
アデルの恋の物語 恋のエチュード 終電車 突然炎のごとく アントワーヌとコレット夜霧の恋人たち アデルの恋の物語 野性の少年
3/4(土) 3/5(日) 3/6(月) 3/7(火) 3/8(水) 3/9(木) 3/10(金)
10:30~
大人は判ってくれない 終電車 アデルの恋の物語 恋のエチュード 家庭 突然炎のごとく 大人は判ってくれない


◆作品詳細

大人は判ってくれない


©MK2

監督・原案:フランソワ・トリュフォー
脚色・台詞:フランソワ・トリュフォー、マルセル・ムーシー
撮影:アンリ・ドカ
音楽:ジャン・コンスタンタン
出演:ジャン=ピエール・レオー、パトリック・オーフェー、アルベール・レミー、クレール・モーリエ、ギー・ドコンブル、ジョルジュ・フラマン
1959年/フランス/モノクロ/99分/原題:Les Quatre Cents Coups
©1959 LES FILMS DU CARROSSE/ SEDIF

カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、トリュフォーの名を一躍国際的に知らしめた名作にして、「ヌーヴェル・ヴァーグ」映画を代表する一本。
家庭にも学校にも居場所がなく、ついには非行に走って感化院送りになる14歳の少年アントワーヌ・ドワネルを主人公とした半自伝的作品。静止画を用いて解釈を宙吊りにする開放型のエンディングは、その後の映画にさまざまな影響を及ぼした。「これまでに観た中で最も美しい映画の一本」(黒澤明)、「映画にこれほど心動かされたことはない」(ジャン・コクトー)、「ヌーヴェル・ヴァーグ最初の傑作」(ジョナス・メカス)等々、世界中の芸術家に愛された作品でもある。撮影開始直前に亡くなったバザンに捧げられている。
アントワーヌとコレット〈二十歳の恋〉より(短編)


©MK2

監督:フランソワ・トリュフォー
脚本・台詞・演出:フランソワ・トリュフォー
撮影:ラウル・クタール
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ジャン=ピエール・レオー、マリー=フランス・ビジエ、フランソワ・ダルボン、パトリック・オーフェー、ジャン=フランソワ・アダム
1962年/フランス/モノクロ/30分/原題:Antoine et Colette <L'Amour à vingt ans>
©1962 LES FILMS DU CARROSSE

「アントワーヌ・ドワネルの冒険」第二弾として作られた短編。思春期を迎えたドワネルの、初恋から失恋へいたる悲喜こもごもが描かれる。
監督として石原慎太郎やアンジェイ・ワイダも参加した(人選にはトリュフォーの意見が反映されている)全五話からなるオムニバス映画『二十歳の恋』(62)の一挿話として製作された短編。連作「アントワーヌ・ドワネルもの」の二作目でもある。レコード製造会社に勤務し自活している17歳のドワネルが、古典音楽のコンサート会場で女子学生コレットに一目ぼれするも、彼女からは恋愛対象と見なされない悲喜劇。これまたトリュフォーの実体験に基づく物語で、「多くを求め過ぎるとすべてを失うことになりかねない」との教訓が込められている。
夜霧の恋人たち


©MK2

監督:フランソワ・トリュフォー
脚本・台詞:フランソワ・トリュフォー、クロード・ド・シヴレー、ベルナール・ルヴォン
音楽:アントワーヌ・デュアメル
撮影:ドニ・クレルヴァル
出演:ジャン=ピエール・レオー、クロード・ジャド、デルフィーヌ・セイリグ、ミシェル・ロンスダール、ハリー・マックス、アンドレ・ファルコン、ダニエル・セカルディ
1968年/フランス/カラー/91分/原題:Baisers Volés
©1968 LES FILMS DU CARROSSE/ CONTACT EDITIONS / LES PRODUCTIONS ARTISTES ASSOCIES

「ドワネルの冒険」第三弾にして、同連作初のカラー映画。語り口がより軽やかになり、笑いの要素も強まって映画作家トリュフォーの成熟を感じさせる。
「ドワネルもの」三作目。20代前半になったドワネルは、兵役を終えてさまざまな職に就くが、次々にクビになってどれも長続きしない。他方で彼は恋人クリスチーヌとの愛を育んでいるのだが、雇用主の魅力的な細君にフラフラとよろめいてしまったり、危なっかしい。前二作以上に楽天性と喜劇色が強まり、演出にも余裕と円熟味が感じられる一篇。原題の「盗まれた接吻」は、本作の主題歌としても使われているシャルル・トレネの歌『残されし恋には』の一節から採られた文言。威信あるルイ・デリュック賞の最優秀作品賞を受賞した。
家庭


©MK2

監督:フランソワ・トリュフォー
脚本・台詞:フランソワ・トリュフォー、クロード・ド・シヴレー、ベルナール・ルヴォン
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:アントワーヌ・デュアメル
出演:ジャン=ピエール・レオー、クロード・ジャド、松本弘子、バルバラ・ラージュ、シルヴァーナ・ブラージ、ダニエル・ボーランジェ、ダニエル・ジラール、ダニエル・セカルディ、ピエール・ファーブル、ジャック・ジュアノー、ジャック・リスパル、クロード・ヴェガ
1970年/フランス/カラー/97分/原題:Domicile Conjugal
©1970 LES FILMS DU CARROSSE / VALORIA FILMS / FIDA CINEMATOGRAFICA

「ドワネルの冒険」第四弾。結婚し、長男をもうけたドワネルだが、一家の大黒柱となるにはほど遠い未熟ぶりで……「快活で可笑しいが、その背景に哀しみと思慕も感じられる映画」(ノア・バームバック)。
「ドワネルもの」四作目にあたる本作においては、前作の最後で婚約したドワネルとクリスチーヌが結婚し、子どもをもうける姿が描かれる。しかしドワネルは家庭生活に落ち着くどころか、日本人女性と不倫するなど相変わらずフラフラとして頼りない。もっとも、彼の無責任ぶりのせいで一時は危機的状況に陥った夫婦関係も、最後には元の鞘に収まる。作中に散りばめられたゴダール、アラン・レネ、ジャック・タチ、ジョン・フォード、ジャン・ユスターシュ、ジャンヌ・モローらへのオマージュや目配せを探してみるのも一興。
逃げ去る恋


©MK2

監督:フランソワ・トリュフォー
撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:ジャン=ピエール・レオー、マリー=フランス・ピジエ、クロード・ジャド、ダニ、ドロテ、ダニエル・メスギッシュ、ジュリアン・ベルト―、ロージー・ヴァルト
1979年/フランス/カラー/95分/原題:L'Amour en Fuite
©1979 LES FILMS DU CARROSSE

「ドワネルの冒険」五作目。「ほんもののおとなになれず、子どものままでいる」(トリュフォー) 中年にさしかかったアントワーヌ・ドワネルを軽快に、だがその底に苦悩を滲ませつつ描く完結編。
「ドワネルもの」五作目にして最終作。相変わらずさまざまな職と女性を転々としているらしいドワネルも今や30代半ばで、クリスチーヌとも離婚。そんなある日、彼はかつて失恋したコレットと再会し……過去四本の連作からの抜粋を回想場面として再利用しつつ、かつてコレット役を演じたマリー゠フランス・ピジェを再び起用してレオーと共演させるなど、完結編にして総集編と呼ぶにふさわしい作品となった。ただし長年にわたってドワネルと一体化していたレオーにとって、連作を終えてしまうことはつらい経験であったという。
私のように美しい娘


©Pierre Zucca

監督:フランソワ・トリュフォー
原作:ヘンリー・ファレル(Editions Gallimard)
脚色・台詞:ジャン=ルー・ダバディ、フランソワ・トリュフォー
撮影:ピエール=ウィリアム・グレン
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ベルナデット・ラフォン、クロード・ブラッスール、シャルル・デネル、ギー・マルシャン、フィリップ・レオタール、ジルベルト・ジェニア、ガストン・ウヴラール、アンドレ・デュソリエ、アンヌ・クレス
1972年/フランス/カラー/98分/原題:Une Belle Fille Comme Moi
©1972 LES FILMS DU CARROSSE/ SIMAR / COLUMBIA FILMS

ベルナデット・ラフォンの陽気な人間的魅力が遺憾なく引き出された、男性社会に対する諷刺的視線を秘めた軽やかな犯罪喜劇。
アメリカ人作家ヘンリー・ファレルの同名犯罪小説を翻案した、軽快なタッチの諷刺喜劇。女性犯罪者をめぐる著作を準備中の若手社会学者が、殺人罪で服役中の娘カミーユへの取材を試みる。自らの半生をめぐるカミーユの談話を聞くうちに、学者は彼女に夢中になってしまい、その無実を証明しようとやっきになるが……男たちを手玉にとって生き延びる元気いっぱいのヒロインを、トリュフォーとの協働は最初期の短編『あこがれ』(57)以来となるラフォンが溌剌と演じた痛快篇。実は当初ヒロインをクロード・ジャドが、社会学者をトリュフォー自身が演じる予定だった。
恋のエチュード


©Pierre Zucca

監督:フランソワ・トリュフォー
原作:アンリ=ピエール・ロシェ(Editions Gallimard)
脚色:フランソワ・トリュフォー、ジャン・グリュオー
撮影:ネストール・アルメンドロス
オリジナル音楽:ジョルジュ・ドルリュー 
出演:ジャン=ピエール・レオー、キカ・マーカム、ステーシー・テンデター、シルヴィア・マリオット、マリー・マンサール、フィリップ・レオタール
1971年/フランス/カラー/130分/原題:Les Deux Anglaises et Le Continent
© 1971 LES FILMS DU CARROSSE / CINETEL

『突然炎のごとく』の原作者ロシェの小説を翻案した、もう一つの親密にして激しい三角関係の物語。トリュフォー自身、本作を「傑作」だと考えていたといわれる。
20世紀初頭。パリ在住のフランス人青年クロードは、母の旧友である英国婦人の娘アンに誘われて、ひと夏をウェールズで過ごすことになる。英国でクロードは、アンの内気な妹ミュリエルと惹かれ合うようになるが……原作となったアンリ゠ピエール・ロシェの小説は、カトリーヌ・ドヌーヴとの別れが原因で鬱状態になったトリュフォーが、診療所に持ち込んだ唯一の書物だったとされる。ゆえにこの悲痛で美しい恋愛劇にも、彼の個人的感情が浸透している。本作はまた、レオーが初めてドワネル以外の重要な役柄を演じたトリュフォー映画でもある。
突然炎のごとく


©Pierre Zucca

監督:フランソワ・トリュフォー
原作:アンリ=ピエール・ロシェ(Editions Gallimard)
脚色・台詞:フランソワ・トリュフォー、ジャン・グリュオー
撮影:ラウル・クタール
出演:ジャンヌ・モロー、オスカー・ウェルナー、アンリ・セール、マリー・デュボワ
1962年/フランス/モノクロ/106分/原題:Jules et Jim
©1962 LES FILMS DU CARROSSE/ SEDIF

「『突然炎のごとく』は生と死への賛歌であり、カップル以外にはいかなる愛の組み合わせも不可能であることを歓びと哀しみを通じて表明した作品である」(トリュフォー)。
トリュフォーが敬愛してやまないアンリ゠ピエール・ロシェの半自伝的小説を翻案した、どこか宿命論的な三角関係の物語。第一次大戦前後の仏・墺・独を舞台に、ボヘミアン的生活様式と芸術愛好を共有する親友同士のジュールとジムが、気まぐれで奔放な女カトリーヌと出会ったことで始まる、彼らの長きにわたる奇妙な愛情生活が描かれる。何ものにも囚われない自由なヒロインを、ジャンヌ・モローがこのうえなく魅力的に演じている。国内外で高く評価されただけでなく世界的にヒットし、今や映画史上の古典としての地位を確立した作品。
あこがれ(短編)


©Pierre Zucca

監督・脚本・台詞:フランソワ・トリュフォー
原作:モーリス・ポンス
撮影:ジャン・マリージュ
音楽:モーリス・ル・ルー
出演:ベルナデッド・ラフォン、ジェラール・ブラン、現地の少年達
1957年/フランス/モノクロ/18分/原題:Les Mistons
©1957 LES FILMS DU CARROSSE

ブリュッセル映画祭で最優秀監督賞を受賞した、トリュフォーにとっての「真の初監督作」。ベルナデット・ラフォンの映画デビュー作でもある。
習作短編『ある訪問』(54)に続く二本目の短編監督作だが、トリュフォー自身は本作を「真の初監督作」と呼んでいる。舞台となるのは南仏の田舎町。この町の小僧っ子たち(「小僧っ子たち」は本作の原題でもある)がひとりの若い娘にのぼせあがり、気を惹くために彼女とその恋人に悪戯を仕掛ける姿を描く。娘を演じるのはこの後ヌーヴェル・ヴァーグ映画を代表する女優の一人となるベルナデット・ラフォンで、恋人役は当時ラフォンの夫だったジェラール・ブランが演じている。撮影はラフォンの故郷でもあるニームで行われた。
終電車


©Jean-Pierre Fizet

監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー、シュザンヌ・シフマン
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、アンドレア・フェレオール、ポーレット・デュボスト、サビーヌ・オードバン、ジャン=ルイ・リシャール、モーリス・リッシュ、ハインツ・ベンネント
1980年/フランス/カラー/131分/原題: Le Dernier Métro
©1980 LES FILMS DU CARROSSE / TF1 / SEDIF / SFP

ナチスへの秘かな抵抗を続けながら上演活動を続ける劇団の女座長。その奮闘ぶりを、スリルとロマンスを絡めて描いた、トリュフォー映画中最大の世間的成功を収めた一本。
1942年、独軍占領下のパリ。モンマルトル地区を拠点とする女優マリオン率いる小劇団が、検閲、反ユダヤ主義、物資不足に抵抗しながら上演を継続し、文化の灯を絶やすまいと奮闘する姿を描きつつ、ヒロインを中心とする三角関係の物語をもサスペンスフルに綴っていく。占領下のパリを舞台とする映画を撮ることは、トリュフォーにとって長年の念願だった。セザール賞10部門(最優秀作品賞と最優秀監督賞を含む)で受賞し、フランスのみならず米国でもヒットした。トリュフォーがフランス映画界を代表する正統派作家として認められたことを印象づけた作品。強い意志を持つヒロインのマリオン役は、ドヌーヴを想定して書かれた。
野性の少年


©Pierre Zucca

監督:フランソワ・トリュフォー
原案・脚本・台詞:フランソワ・トリュフォー/ジャン・グリュオー
撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:ジャン=ピエール・カルゴル、ジャン・ダステ、フランソワ・トリュフォー、フランソワ・セニーエ
1969年/フランス/モノクロ/85分/原題:L'Enfant sauvage
©1969 LES FILMS DU CARROSSE / LES PRODUCTIONS ARTISTES ASSOCIÉS

「精神的父親」アンドレ・バザンと「孤独な非行少年」トリュフォーの関係が重ねられるかにも見える、感動的な医師と野生児の物語。
フランス人医師ジャン・イタールが、19世紀初頭に発表した「アヴェロンの野生児」をめぐる諸論考に基づく作品。もともとトリュフォーは家庭や社会に受け入れられない子どもや、他者との意思疎通に困難を抱える子どもに深い関心を抱いていた。そうした関心傾向が、捕獲され一度は知的障碍と診断されるもイタールの努力により多少の人間らしさを取り戻した野生児の実話に彼を惹きつけたのだった。白黒で撮られた本作ではトリュフォー自らイタールを演じ、見捨てられた子どもに教育を授け、愛情を注ぐ人物を演じる。本作を観たスピルバーグは、『未知との遭遇』に俳優としてトリュフォーを起用した。
アデルの恋の物語


©Bernard Prim

監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー、ジャン・グリュオー、シュザンヌ・シフマン
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:モーリス・ジョーベール (éditions SIDONIE)
出演:イザベル・アジャーニ、ブルース・ロビンソン、シルヴィア・マリオット、ジョゼフ・ブラッチリー、イヴリー・ギトリス
1975年/フランス/カラー/97分/原題:L'Histoire d'Adèle H.
©1975 LES FILMS DU CARROSSE / LES PRODUCTIONS ARTISTES ASSOCIÉS

新進女優イザベル・アジャーニの鬼気迫る演技に世界が注目した、(狂気の)愛をめぐるきびしくもロマンティックな内省。
文豪ヴィクトル・ユゴーの次女アデルの日記に基づき、19世紀半ばに彼女が経験したあるできごとを描いた作品。『野性の少年』で歴史的事実に基づく映画作りの楽しさに気づいたトリュフォーは、本作で再びそれを試す機会を得る。たまたま出会った英国人将校に、報われることのない強迫観念的な愛を寄せ続けるアデル役には、当時20歳のイザベル・アジャーニが抜擢された。本作における演技で、彼女は史上最年少でオスカー主演女優賞候補となるなど高く評価された。また作品自体、批評家たちから絶賛され、国内外の映画賞を多数受賞している。

23truffaut90list-t1.jpg23truffaut90list-t2.jpg

01
02月

メトロ映画情報2月号2023年

メトロ映画情報 2月号2023年

2023年 2月のトップ画像は今、話題沸騰中『RRR』!!
歴史と人間ドラマを織り合わせて描かれた友情物語は、あの『バーフバリ』シリーズを生み出したS.S. ラージャマウリ監督の最新作。彼らが選ぶのは 友情か?使命か?究極の選択を迫られることに…

また、2月は話題作や企画特集も目白押し!
『トリュフォー特集』は全11作品を日替わりで、『天上の花』では監督&プロデューサー舞台挨拶、翌日には県美の西村直樹さんをお迎えしての講演会付き上映も。2022年見逃し作品からは必見のドキュメンタリー『私のはなし 部落のはなし』『スープとイデオロギー』。多くの方からリクエストを頂いている『そばかす』も見逃せません!

どうぞ雪ニモマケズお越しください。ご来場お待ちしております!!

202302-1.jpg

202302-2.jpg

01
02月

上映時間表 2023年2月

CATEGORY上映時間表
202302time2.jpg

◆上映時間表 2月 2023年

【ご注意ください】
  • 2/19(日)~3/10(金)『フランソワ・トリュフォーの冒険』 は 日替わり上映となります。
  • 2/18(土) は館内貸切の時間帯がございます。一般の方はご入場できませんのでご注意ください。
  • 2/25(土) 『天井の花』片嶋一貴監督、寺脇研プロデューサー舞台挨拶のため特別スケジュールとなります。
  • 2/26(日)  福井県立美術館 西村直樹さんにご登壇いただき、『天井の花』 主人公の三好達治と交流が深かった美術家 小野忠弘を中心に講演会付き上映を行います。
  • 新型コロナウィルス対策のため、検温・手指の消毒・マスク着用にご協力ください。
日付 上映時間 上映作品
2/4

2/10
10:40泣いたり笑ったり
12:40RRR アールアールアール
16:00ネバー・ゴーイン・バック
17:50BAD CITY
20:10カンフースタントマン 龍虎武師
2/11

2/17
11:00ドリーム・ホース
13:20ネバー・ゴーイン・バック
15:10RRR アールアールアール
19:00RRR アールアールアール
2/18
(土)
10:10そばかす
19:00私のはなし 部落のはなし
2/19

2/24
10:40生誕90周年フランソワ・トリュフォーの冒険(日替)
2/19(日) 大人は判ってくれない
2/20(月) アントワーヌとコレット + 夜霧の恋人たち
2/21(火) 終電車
2/22(水) あこがれ + 私のように美しい娘
2/23(木) 突然炎のごとく
2/24(金) 逃げ去る恋
13:10そばかす
15:15ドリーム・ホース
17:25そばかす
19:20私のはなし 部落のはなし
2/25
(土)
11:00生誕90周年フランソワ・トリュフォーの冒険(日替)
2/25(土) アデルの恋の物語
13:45天上の花
上映後 片嶋一貴監督、寺脇研プロデューサー舞台挨拶
17:30パーフェクト・ドライバー
19:40そばかす
2/26
(日)
11:00生誕90周年フランソワ・トリュフォーの冒険(日替)
2/26(日) 恋のエチュード
13:45天上の花
上映後 福井県立美術館 西村直樹さん講演『三好達治と小野忠弘』
17:30パーフェクト・ドライバー
19:40そばかす
2/27

3/3
10:50生誕90周年フランソワ・トリュフォーの冒険(日替)
2/25(土) アデルの恋の物語
2/26(日) 恋のエチュード
2/27(月) 終電車
2/28(火) 突然炎のごとく
3/1(水) アントワーヌとコレット + 夜霧の恋人たち
2/2(木) アデルの恋の物語
2/3(金)野性の少年
13:20天上の花
15:45パーフェクト・ドライバー
17:55天上の花
20:20そばかす
3/4

3/10
10:30生誕90周年フランソワ・トリュフォーの冒険(日替)
3/4(土) 大人は判ってくれない
3/5(日) 終電車
3/6(月) アデルの恋の物語
3/7(火) 恋のエチュード
3/8(水) 家庭
3/9(木) 突然炎のごとく
3/10(金)大人は判ってくれない
13:00ノースマン 導かれし復讐者
15:35スープとイデオロギー
17:50天上の花
20:10パーフェクト・ドライバー
31
12月

2023年 上映予定

tytleD.gif 

◆ 2023年 上映予定
※予告なく変更される可能性があります。時間表(こちら)をご確認ください。

新型ウィルス禍の影響により、突然のスケジュール変更を行う可能性がございます。
ご来場の際には最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。


1/28

2/3

カンフースタントマン 龍虎武師

ケイコ 目を澄ませて

あのこと

泣いたり笑ったり

12ヵ月のシネマリレー

殺し屋たちの挽歌
(1/29、30、2/1、3)

黒い牡牛
(1/28、31、2/2)
2/4

2/10

RRR

ネバー・ゴーイン・バック

BAD CITY
2/11

2/17

ドリーム・ホース
2/18

2/24

生誕90周年フランソワ・トリュフォーの冒険(日替)

そばかす

私のはなし 部落のはなし
2/25

3/3

天上の花

パーフェクト・ドライバー
3/4

3/10

ノースマン

スープとイデオロギー
3/11

3/17
04
03月

スープとイデオロギー(3/4~3/10)

2023soupandideology.jpg
ついに母が教えてくれた
おいしいスープのレシピと 「済州4・3事件」の実体験

監督/脚本・ナレーション:
 ヤン ヨンヒ
撮影監督:
 加藤孝信
編集/プロデューサー:
 ベクホ・ジェイジェイ
音楽監督:
 チョ・ヨンウク
アニメーション原画;
 こしだミカ
アニメーション衣装デザイン:
 美馬佐安子
エグゼクティブ・プロデューサー:
 荒井カオル
製作:
 2021年製作/G/韓国・日本合作
上映時間:
 118分
原題:
 Soup and Ideology
配給:
 東風

ひとりの女性の生き様をとおして
国家の残酷さと運命に抗う愛の力を唯一無二の筆致で描き出す
23soupandideology-1.jpg

大阪・生野区生まれ、在日コリアンのオモニ(母)。
2009年にアボジ(父)が亡くなってからは大阪でずっと一人暮らしだ。
ある夏の日、朝から台所に立ったオモニは、高麗人参とたっぷりのニンニクを詰め込んだ丸鶏をじっくり煮込む。
23soupandideology-3.jpg

それは、ヨンヒとの結婚の挨拶にやって来るカオルさんにふるまうためのスープだった。
新しい家族に伝えたレシピ。突然打ち明けた「済州4・3事件」の壮絶な悲劇。
アルツハイマーでしだいに記憶を失なっていく母を、ヨンヒは70年ぶりに春の済州島へ連れていくー
23soupandideology-5.jpg

年老いた母が、娘のヨンヒにはじめて打ち明けた壮絶な体験 —
1948年、当時18歳の母は韓国現代史最大のタブーといわれる「済州4・3事件」の渦中にいた。
朝鮮総連の熱心な活動家だった両親は、「帰国事業」で3人の兄たちを北朝鮮へ送った。父が他界したあとも、“地上の楽園”にいるはずの息子たちに借金をしてまで仕送りを続ける母を、ヨンヒは心の中で責めてきた。心の奥底にしまっていた記憶を語った母は、アルツハイマー病を患う。消えゆく記憶を掬いとろうと、ヨンヒは母を済州島に連れていくことを決意する。それは、本当の母を知る旅のはじまりだった。
23soupandideology-2.jpg

監督は『ディア・ピョンヤン』『かぞくのくに』など、朝鮮半島と日本の悲劇的な歴史のうねりを生きる在日コリアン家族の肖像を親密なタッチで写し続けてきたヤン ヨンヒ。本作ではクレイ人形やアニメーションを駆使して母が語ってこなかった記憶を鮮やかにスクリーンに照らし出す。音楽監督を務めたのは『お嬢さん』『タクシー運転手 約束は海を越えて』など、名だたるヒット作を生み出してきたチョ・ヨンウク。
23soupandideology-4.jpg
なぜ父と母は、頑なに“北”を信じ続けてきたのか? ついに明かされる母の秘密。あたらしい家族の存在…。これまで多くの映画ファンを魅了してきた、あの〈家族の物語〉が、まったくあらたな様相をおびて浮かび上がる。

04
03月

ノースマン 導かれし復讐者(3/4~3/17)

2023Northman.jpg
運命に打ち勝て

監督/共同脚本:
 ロバート・エガース
共同脚本:
 ショーン
出演:
 アレクサンダー・スカルスガルド
 ニコール・キッドマン
 クレス・バング
 アニヤ・テイラー=ジョイ
 イーサン・ホーク
 ウィレム・デフォー
 ビョーク
原題:
 The Northman
製作:
 2022年製作/PG12/アメリカ
上映時間:
 137分
配給:
 パルコ

23Northman-1.jpg
父王を殺され、母をさらわれた男が、復讐に立ち上がる!
その旅路の果てに待つ運命とは?

9世紀、スカンジナビア地域にある、とある島国。
 若き王子アムレート(オスカー・ノヴァク)は、旅から帰還した父オーヴァンディル王(イーサン・ホーク)とともに、宮廷の道化ヘイミル(ウィレム・デフォー)の立ち会いのもと、成人の儀式を執り行っていた。しかし、儀式の直後、叔父のフィヨルニル(クレス・バング)がオーヴァンディルを殺害し、グートルン王妃(ニコール・キッドマン)を連れ去ってしまう。10歳のアムレートは殺された父の復讐と母の救出を誓い、たった一人、ボートで島を脱出する。
 数年後、怒りに燃えるアムレート(アレクサンダー・スカルスガルド)は、東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返す獰猛なヴァイキング戦士の一員となっていた。ある日、スラブ族の預言者(ビョーク)と出会い、己の運命と使命を思い出した彼は、フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知る。奴隷に変装して奴隷船に乗り込んだアムレートは、親しくなった白樺の森のオルガ(アニャ・テイラー=ジョイ)の助けを借り、叔父の農場に潜り込むが…。

23Northman-4.jpg
『ライトハウス』ロバート・エガース監督、
初のアクション大作!× 超豪華キャスト競演!

北欧の壮大な大地を舞台に繰り広げられる、
一人の男の心震える復讐の旅路 ――

 『ウィッチ』(15)、『ライトハウス』(19)で全世界に衝撃を与えた超個性派の天才映画監督ロバート・エガース最新作は、北欧を舞台に展開する壮大なスケールのファンタジー巨編!スカンジナビアの神話やアイスランドの英雄物語、ヴァイキング伝説をベースにした復讐譚で、エガース監督は初のアクション大作に挑戦する。
 北米では2022年4月に劇場公開されるや5週連続TOP10入りを果たし(Box Office Mojo調べ)、米映画批評集計サイト「Rotten Tomatoes」では89%フレッシュを記録(2022年11月11日時点)。エガース監督にとって、内容面でもスケール面でも新境地を切り開いた作品となった。

23Northman-2.jpg
 そして、錚々たるキャスト陣にも注目だ。主演&製作を兼任するのは『ゴジラvsコング』(21)などで知られるスウェーデン出身のアレクサンダー・スカルスガルド。エガース監督の『ウィッチ』からアニャ・テイラー=ジョイ、『ライトハウス』からウィレム・デフォーが再登板し、『スキャンダル』(19)のニコール・キッドマン、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)のクレス・バング、『ブラック・フォン』(21)のイーサン・ホーク、歌手で『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)主演も務めたビョークという超豪華な顔ぶれが物語を彩る。

23Northman-3.jpg
 父を目の前で殺された王子アムレートが辿る数奇な運命と、壮絶なる復讐の旅路。その果てに待ち受ける、想像を絶する結末とは――。アレクサンダー・スカルスガルドらキャスト陣による怒涛のアクションと、ロバート・エガース監督ならではの圧倒的映像美で魅せる、《没入感MAX》リベンジ・アクション・エンターテインメントがいよいよ日本上陸!

25
02月

パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女(2/25~3/10)

2023Special_Delivery.jpg
私は絶対 失敗しない

監督/脚本:
 パク・デミン
プロデューサー:
 キム・ボンソ、ソク・ドンジュン
撮影:
 ホン・ジェシク
編集:
 キム・サンミン
音楽:
 ファン・サンジュン
出演:
 パク・ソダム
 ソン・セビョク
 キム・ウィソン
 チョン・ヒョンジュン
 ヨン・ウジン
 ヨム・ヘラン
 ハン・ヒョンミン
原題:
 Special Delivery
製作:
 2022年製作/G/韓国
上映時間:
 109分
配給:
 カルチュア・パブリッシャーズ

23Special_Delivery-1.jpg
天才的なドライビング・テクニックを持つウナ(パク・ソダム)が勤めるペッカン産業は、表向きには釜山で廃車処理場を運営しているが、裏ではどんな荷物も配達する“特送”の仕事を請け負っている。
「“特送”は郵便や宅配で送れないモノをあらゆる手を使って届けます。万一の場合?配送以外の責任は取れません。ただ、何があっても必ずお届けします」

23Special_Delivery-4.jpg
ペク社長(キム・ウィソン)からの指令でウナが引き受けた依頼。それは海外ヘの逃亡を図る元プロ野球選手で賭博ブローカーのキム・ドゥシク(ヨン・ウジン)とその息子ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を港まで運ぶこと。
しかし、違法賭博の元締めであり警官のチョ・ギョンピル(ソン・セビョク)が部下を引き連れて現れ、追い詰められたドゥシクはソウォンをウナのもとに逃がす。依頼人のドゥシクが不在のまま、ウナは身寄りのないソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目に。

貸金庫の鍵を狙う悪徳警官、冷酷非情な殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院までをも巻き込んだ、命がけの追走劇が始まる──。

23Special_Delivery-2.jpg
カーチェイス 命がけの追走劇!まさに《予測不能》! その面白さ、 パーフェクト!!
ワケあり荷物を届ける特殊配送会社「特送」。天才的なドライビング・テクニックを持つウナがある日引き受けた依頼。それは海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォンを港まで運ぶこと。しかし、思わぬアクシデントにより依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目に。貸金庫の鍵を狙う悪徳警官、冷酷非情な殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院までをも巻き込んだ、命がけの追走劇が始まる──。
狭い路地裏で繰り広げられる、ハリウッド顔負けのスリリングな追走劇!そして予測不能の展開と手に汗握る痛快アクション!韓国公開時には『ウエスト・サイド・ストーリー』、『ハウス・オブ・グッチ』を抑えて初登場1位を獲得(※初日KOFIC調べ)。今や世界中から熱い視線が注がれる韓国映画界の勢いを感じさせる、超一級品のアクション・エンタテインメントがついに日本上陸!

23Special_Delivery-5.jpg
彼女に託された 「返品不可」 の荷物。 それは泣き虫の男の子 『パラサイト 半地下の家族』 の 家庭教師と教え子が深い絆で結ばれるバディに!
アカデミー賞®最多4冠、世界中の映画賞を席捲した『パラサイト 半地下の家族』。美術家庭教師役を演じ、国際的なブレイクを果たしたパク・ソダムが満を持して挑んだのは、型破りでスタイリッシュなカー・アクション!どんな依頼も完璧にこなすクールな女運び屋・ウナを演じる。そして、「脱北」の過去を持つウナが、命がけで守り逃がそうとする少年・ソウォン役には、なんと『パラサイト 半地下の家族』でパク社長一家の息子役を演じたチョン・ヒョンジュンを抜擢!家庭教師と教え子を演じたふたりならではの息の合った演技を披露し、映画ファンにはたまらない再タッグとなった。

23Special_Delivery-3.jpg
その他、ウナとソウォンを執拗に追跡する悪徳警官ギョンピル役は、ポン・ジュノ監督の『母なる証明』(09)や国内の映画賞を席捲した『春香秘伝 The Servant』(10)で注目を浴び、以降、映画、ドラマとマルチに活躍する演技派俳優ソン・セビョク。特殊配送会社「特送」の頼れるペク社長役は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)、『エクストリーム・ジョブ』(19)など様々なジャンルの作品で独特の存在感を放ち、名バイプレーヤーとして活躍するキム・ウィソン。さらなる追手として登場する国家情報院の職員ミヨン役は、韓国で社会現象になったドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(16)や「椿の花咲く頃」(19)に出演し、“国民的お姉さん”の称号を持つヨム・ヘラン。個性豊かなベテラン俳優陣による、腹を探り合いながらの超熾烈な駆け引きにも目が離せない!