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06月

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(6/30~7/13)

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ひとりの男、狂いゆく女たち

監督:
 ソフィア・コッポラ
出演:
 コリン・ファレル/マクバニー伍長
 ニコール・キッドマン/ミス・マーサ
 キルステン・ダンスト/エドウィナ
 エル・ファニング/アリシア
 オオーナ・ローレンス/エイミー
上映時間:
 93分
配給:
 アスミック・エース、STAR CHANNEL MOVIES

第70回 カンヌ国際映画祭(2017)監督賞

1人の男にかき乱される美女たちの愛憎劇!女性の暗部をあぶり出した極上のスリラー
舞台は1864年のバージニア州。南北戦争から隔離された女子寄宿学園に暮らす美しき7人の女性たちは、森の中で負傷した北軍兵士のマクバニーを見つけ、手当をしてかくまうことに。突如、男子禁制の園に野性的な男性が加わったことで戸惑う女たち。ところがハンサムなマクバニーの紳士的かつ社交的な人間性が次第に明らかになるにつれ、誰もが浮き足立ち、心をときめかせるように。そしてそのささやかなときめきは、次第に互いを牽制しあう危険な嫉妬と野心に変化。純真な聖女たちの抑圧されていた欲望があらわになったとき、秩序を保ってきた女の園は思わぬ事態に見舞われる……。

2017年カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞!ソフィア・コッポラが挑んだ新境地
2017年5月、ミヒャエル・ハネケやジャック・ドワイヨンら名だたる巨匠たちを抑え、本作で2017年カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したソフィア・コッポラ。女性としては史上2人目、なんと56年ぶりの快挙を成し遂げ、世界中から拍手喝采を浴びた。
長編6作目の題材に選んだのはトーマス・カリナンの小説「The Beguiled」。1971年にドン・シーゲル監督&クリント・イーストウッド主演で『白い肌の異常な夜』として映画化されたが、ソフィアはあくまでもリメイクではなく女性視点で描くことに注力して原作小説を脚本化。これまでのイメージを大きく覆すスリラーに挑戦した。
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