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09月

夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年(9/29~10/12)

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今から100年前 精神病に有効な治療法が無かった時代

座敷牢に幽閉された精神病者を救おうと奔走した一人の男がいた

夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年

監督:
 今井友樹
出演:
 岡田靖雄
 橋本明
 齋藤正彦
 呉忠士
 呉秀男
上映時間:
 66分
配給:
 イメージ・サテライト

呉秀三(くれしゅうぞう)は、今から百年前の時代に東京大学医学部精神科の教授として、異例の社会的な取組みを進めた先達者である。彼は精神疾患の人々が「座敷牢」に押し込まれる実情を憂い、その解決のために奔走した。その土台となった報告書『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』を1918年に提起し、多方面へ働きかけた。それから1世紀の年月が過ぎた今、精神障害者の問題はどうなっているのだろうか?
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古い時代から現在に至るまで、精神病は誤解と偏見、差別の対象となり、この病を持つ人々と家族は苦しみと犠牲を強いられている。2017年12月の「寝屋川市監禁死亡事件」、2018年4月の「兵庫県三田市監禁事件」の報道は、多くの人々に衝撃を与えた。しかし、このような事例はまだ少なからず存在すると関係者は指摘する。こうしたタイミングで、この課題に一貫して取組んできた精神医療保健の専門家組織である公益財団法人 日本精神衛生会と、障害者福祉の土台を支えて40周年を迎える きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)が提携して製作したのが本作である。

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