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08月

『嵐電』鈴木監督、窪瀬環(福井出身) 舞台挨拶(8/24)

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「京福電気鉄道嵐山線」を舞台に、交錯する3つの恋を幻想的に描いたラブストーリー🚎

鈴木卓爾監督、福井出身 窪瀬環(北角南天役)
初日舞台挨拶決定‼️


鈴木監督、窪瀬さんから福井の皆さまへコメント到着!

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窪瀬 環(くぼせ・たまき)[福井県 勝山市出身]│北門南天役

1995年福井県生まれ。高校までは演劇の脚本や民族音楽等を学んでいたが、京都造形芸術大学映画学科・俳優コースで、映画に俳優として携わり始める。卒業後は、映画を中心にフリーの役者として活動。主な出演作に『サイケデリック・ノリコ』(16年/工藤梨穂監督)、『幸せのオカメウンコ』(17年/辻 凪子、村上由規乃)、『オーファンズ・ブルース』(18年/工藤梨穂監督/PFFアワード2018グランプリ作品)、『ミは未来のミ』(18年/磯部鉄平監督)がある。
私はまだ多くの映画に関わってきた訳ではありません。ですがメインキャストとして参加することのできた映画、それも、自分が出演したかった鈴木監督の長編映画が、出身県で上映されることが本当に嬉しいです。始まったばかりの俳優の道がこんなに贅沢な形で皮切りとなり少し怖くもあります。
『嵐電』は、観た人それぞれがどんな街に住んでいるかによって、心のどこに触れるか大きく違うかもしれず、逆に、歳も境遇も違っても共通して刺さる部分もあるかと思います。福井メトロ劇場でその初日に立ち会えること、とても楽しみです。
北門南天役 窪瀬
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鈴木卓爾(すずき・たくじ)│監督・脚本・プロデューサー

1967年、静岡県生まれ。京都造形芸術大学映画学科准教授。長編映画作品に『私は猫ストーカー』(09年)、『ゲゲゲの女房』(10年)、『ジョギング渡り鳥』(16年)等がある。2018年、SF映画『ゾンからのメッセージ』を全国で公開中。少し不思議な人間外世界を意識した世界観の中に、ささやかな人々のドラマを描き、フィクションの地平を拡張し続ける。俳優としても活躍し『容疑者Xの献身』(08年)、『セトウツミ』(16年)、『あゝ荒野』(17年)など、多数の作品に出演している。
福井県の皆様こんにちは、映画監督の鈴木卓爾と申します。私は福井県にはまだ一度も降り立ったことがないのですが、今回『嵐電』という電車の映画で福井の街にご挨拶に伺うことになった事には不思議なご縁を感じております。静岡県西部出身の私にとって電車とは東海道線や東海道新幹線の、遠くからまっすぐ来てどこか遥かにまっすぐ去っていくものでした。嵐電という電車のいつもそこにいる感じには吃驚します。全ての電車の行き着く先、つまりそれが京都という都ならではであり、映画『嵐電』を撮りながら、路面電車とはこういうものかと、どこにも行かないですれ違い続ける嵐電に、私は憧れ続けました。この映画の、南天という女の子のセリフに「子午線がみでるってだけで嵐電がキラキラして見えたんだよ。あだし勝手に嵐電にやぎもぢ焼いた」というのがあります。南天は青森県出身の修学旅行生という設定ですが、この役を福井県勝山市出身の窪瀬環さんが演じています。『嵐電』は、京都に外からやってきた人とずっと京都にいる人の出会いと別れの物語です。福井の皆様、ぜひ『嵐電』をお楽しみに!
映画『嵐電』監督 鈴木卓爾
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