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07月
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ベル・エポックでもう一度(7/31~8/13)
CATEGORY映画情報<上映終了>

今日を輝かせる、オーダーメイドの時間旅行
監督:
ニコラ・ブドス
出演:
ダニエル・オートゥイユ
ギョーム・カネ
ドリア・ティリエ
ファニー・アルダン
ピエール・アルディティ
ドゥニ・ポダリデス
ミヒャエル・コーエン
原題:
La Belle Epoque
上映時間:
115分
日本公開日:
2021年6月12日
製作:
2019年製作/フランス・ベルギー合作
映倫区分:
R15+
配給:
キノフィルムズ
“大切な過去” を映画撮影セットに再現する《タイムトラベルサービス》。
生涯忘れられない "あの日" を 再体験した彼が見つけたものとは――。
何もかもがデジタル化された社会についていけないヴィクトルは、かつては売れっ子イラストレーターだったが、今では仕事を解雇され、妻のマリアンヌにも見放されてしまった。冴えない毎日を送る父を元気づけようと考えた息子が、友人のアントワーヌが始めた〈タイムトラベルサービス〉をプレゼントする。映画製作を応用して客の戻りたい過去を広大なセットに再現する、体験型のエンターテイメントサービスだ。
ヴィクトルは「運命の女性と出会った1974年のリヨンに戻りたい」とリクエスト。すると、セットにはあの日のすべてが蘇っていた。用意された70年代ファッションに着替え、想い出のカフェで、アントワーヌの恋人で女優のマルゴが演じる〈運命の女性〉と出会うヴィクトル。幸せだった日々を再体験し、見違えるほどイキイキしたヴィクトルは、唯一にして全財産である別荘まで妻に内緒で売り払い、さらなる延長に注ぎ込む。
だが、ある時突然マルゴが降板し、別の女優が現れる。ヴィクトルの楽しい〈再体験〉は、マルゴとアントワーヌの関係にも“ある変化”を与えたのだ。果たして、〈タイムトラベルサービス〉に用意された驚きのエンディングとは──?
古き良き思い出を再体験したら “今” が輝き始めた!
大切な人たちとの未来が、もっと愛おしくなる人生讃歌
2019年にフランス本国で公開するや、当時全世界でスーパーヒットを記録していた『ジョーカー』から興行ランキングの首位を奪って初登場第1位を成し遂げ、国内最高峰の賞となるセザール賞3部門(助演女優賞・オリジナル脚本賞・美術賞)受賞&8部門ノミネートも果たした大注目の作品が、ついに日本にも温かな旋風を送り込む。
何もかもがデジタル化された社会の中の変化についていけないヴィクトルは、かつては売れっ子イラストレーターだったが、今では仕事を解雇され、妻のマリアンヌにも見放されてしまった。冴えない毎日を送る父を元気づけようと考えた息子は、友人が始めた〈タイムトラベルサービス〉をプレゼントする。映画製作の技術を応用して客の戻りたい過去を広大なセットに再現する、体験型のエンターテイメントサービスだ。ヴィクトルは〈人生を変えた運命の女性と出会った、1974年5月16日のリヨンのカフェ〉を依頼、目の前に記憶通りの過去が蘇る。幸せだった日々を再体験したヴィクトルは、見違えるほどイキイキしていく──。
フランスが誇る名優と若き才能のハーモニーで贈る
レトロでキュートなファッションと街並みで彩るヒューマンドラマ
ヴィクトルには、長きにわたってフランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユ。妻のマリアンヌには、国民的大女優ファニー・アルダン。フランス映画界の至宝と称えられる二人の共演が実現した。
〈タイムトラベルサービス〉の生みの親で総監督を務めるアントワーヌにはギョーム・カネ、彼の恋人でヴィクトルの〈運命の女性〉を演じることになったマルゴにはドリア・ティリエ。
監督・脚本は『タイピスト!』などで俳優としても活躍するニコラ・ブドス。2017年の監督デビュー作でセザール賞にノミネートされ、次世代を担うクリエーターとして今最も期待されている才能だ。70年代のおしゃれなカフェや街並み、キュートなレトロファッション、心浮き立つフレンチポップなど、フレンチカルチャーも見逃せない。
古き良き過去を再体験し、大切な人と共に歩んできた“自分史”を深く知ることで、たどり着いた“今”がもっと愛おしくなるヴィクトル。果たして、〈タイムトラベルサービス〉に用意されていた、未来へと続く驚きのエンディングとは──?いくつになっても昨日より今日、今日より明日が素晴らしいと歌い上げる、今を生きるすべてのひとを応援する人生讃歌。

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