01
01月

ほんとうのピノッキオ(1/1~1/14)

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おとぎの国の奥深く

監督:
 マッテオ・ガローネ
出演:
 ロベルト・ベニーニ
 フェデリコ・エラピ
 ロッコ・パパレオ
 マッシモ・チョッケリニ
 マリーヌ・バクト
 ジジ・プロイエッティ
 アリーダ・バルダリ・カラブリア
 マリア・ピア・ティモ
 マッシミリアーノ・ガッロ
 ジャンフランコ・ガッロ
 ダビデ・マロッタ
 テコ・セリオ
原題:
 Pinocchio
上映時間:
 124分
製作:
 2019年製作/イタリア
映倫区分:
 G
配給:
 ハピネットファントム・スタジオ

あなたはまだ知らない、本当のピノッキオを!
 貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも全く耳を貸さない。
なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか・・・・・・。

寓話のさらなる深淵に迷い込んだら抜け出せない
 1883年に出版されたイタリアの作家カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」は、100年以上にわたって世界中で読み継がれてきた児童文学で、ディズニーによるアニメーションも広く親しまれてきた。現在、ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスが手掛ける新作映画も進行中だ。しかし誰もが思い浮かべるのは “嘘をつくと鼻が伸びる” 有名なエピソードであり、この名著の主人公の実像を知る 人は少ない。無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす、“悪童” だということを。「丸太棒が変身したピノッキオの奇想天外な大冒険を『ゴモラ」の鬼才マッテオ・ガローネが原作に回帰して、斬新にビジュアライズ。 旅の途上に登場する世にも奇妙な生きものたち、人生の不条理や社会風刺を盛り込んだ寓話的なストーリー展開を、圧倒的な映像美で描 出した。本国イタリアで公開されるや大ヒットを記録、オスカー候補にも名を連ねた、まさに大人のためのおとぎ話と呼ぶにふさわしい、神秘的で驚きに満ちたダークファンタジーがここに完成した。

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