08
01月

ダ・ヴィンチは誰に微笑む(1/8~1/21)

The_Savior_for_Sale.jpg
その落札は、幸運か不運か――。

監督:
 アントワーヌ・ビトキーヌ
製作
 ポール・ローゼンベルグ セリーヌ・ヌッセ
撮影
 グザビエ・リバーマン
編集
 イバン・ドゥムランドル タニア・ゴールデンバーグ
音楽
 ジュリアン・ドゥギン
原題:
 The Savior for Sale
上映時間:
 100分
製作:
 2021年製作/フランス
映倫区分:
 G
配給:
 ギャガ

ダ・ヴィンチ最後の「傑作」!?
13万円だった絵が史上最高額510億円に。

アート界の闇を暴く!
欲望まみれのミステリー・ノンフィクション!

2017年、アート界に激震が走った!一枚の絵がオークションで、レオナルドL・ダ・ヴィンチの最後の絵画とされる「サルバトール・ムンディ」=通称「男性版モナ・リザ」として、史上最高額となる510億円で落札されたのだ。購入者は誰か、これによって真のダ・ヴィンチ作品だと証明されたのか?全世界の関心を集め、今なお謎が深まるばかりのこの名画に関わる秘密を鋭く紐解いていくだけでなく、知られざるアート界のからくりから、闇の金銭取引までをも生々しく暴く!

誰が、どうやって、その絵を13万円から510億円に生まれ変わらせたのか!?
華やかなオークションの裏で、暗躍する者たちと蠢く陰謀──
すべてはニューヨークの美術商の“第六感”から始まった。ダ・ヴィンチには“消えた絵”があり、それには救世主が描かれているという説がある。名も無き競売会社のカタログに掲載された絵を見て、もしかしたらと閃いたNYの美術商が13万円で落札したのだ。彼らはロンドンのナショナル・ギャラリーに接触、専門家の鑑定を得たギャラリーは、ダ・ヴィンチの作品として展示する。お墨付きをもらったこの絵に、あらゆる魑魅魍魎が群がった!

美術界に潜む闇と巨額の取引の
ミステリー小説を超えた欲望まみれの
ノンフィクションムービー!
その意外な身元を明かすコレクター、手数料を騙し取る仲介者、利用されたハリウッドスターL・ディカプリオ、巧妙なプレゼンでオークションを操作するマーケティングマン、国際政治での暗躍が噂されるある国の王子──。一方で、「ダ・ヴィンチの弟子による作品だ」と断言する権威も現れる。そして遂に、510億円の出所が明かされるが、それはルーブル美術館を巻き込んだ、新たな謎の始まりだった──。ミステリー小説を遥かに超える、先の読めないスリリングな“事実”の波状攻撃に、常識も良識も爽快に破壊されるノンフィクションムービー!

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