28
01月

カンフースタントマン 龍虎武師(1/28~2/10)

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ハリウッドを凌駕し、世界に衝撃と称賛をもたらした
“香港アクション” その真髄を目撃せよ!!

監督:
 ウェイ・ジュンツー
字幕監修:
 谷垣健治
出演:
 サモ・ハン・キンポー
 ユエン・ウーピン
 ドニー・イェン
 チン・カーロッ
 ユン・ワー
 ツイ・ハーク
 ブルース・リャン
 マース
 アンドリュー・ラウ
 エリック・ツァン
 トン・ワイ
 ウー・スーユエン
 ブルース・リー(アーカイブ映像)
 ジャッキー・チェン(アーカイブ映像)
 ジェット・リー(アーカイブ映像)
 リュー・チャーリァン(アーカイブ映像)
 ラム・チェンイン(アーカイブ映像)
原題:
 龍虎武師 Kung Fu Stuntmen
製作:
 2021年製作/G/香港・中国合作
上映時間:
 92分
配給:
 アルバトロス・フィルム

「シニア スタントマン には彼らの信念を説明する言葉がある。
 それは 『龍虎武師』。
直訳すると『ドラゴン・タイガー』。
 つまり力に力を重ねる、勇気に勇気を重ねる、という意味だ。
僕らジュニアにとって、『龍虎武師』は 最高の褒め言葉だった。」
著書 『IAM JACKIE CHAN— 僕はジャッキー・チェン』 より

香港映画のアクションが、ハリウッドをはじめとする世界中の映画界に多大な影響を与えたのは周知の事実である。

それはブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ドニー・イェンといったアクションスターの実力のみで実現できたわけではない。映画の中で、彼らの攻撃を受けて派手に吹っ飛び、時には彼らの華麗かつ危険なアクションの代役を務めたスタントマンたちの存在があったからだ。

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その証拠に――
  • 『サイクロンZ』(88)でジャッキー・チェンがみせた、あの華麗な決め技は、実はスタントマンによるものだった!
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』(91)のクライマックスでのジェット・リーのアクションは、実は3人のスタントマンが吹き替えていた!
  • 『プロジェクトA』(83)の時計台落下スタントは、実はジャッキーが挑戦する前に1人のスタントマンが実験台になっていた!

これらの事実からもわかるように、香港のアクションはどんな危険な撮影でも「決してNOと言わない」スピリッツで挑んできたスタントマンたちの功績があったからこそ正解最高峰のアクションを生み出すことが事ができた。『カンフースタントマン 龍虎武師』は、香港アクション映画の発展に身を捧げてきたスタントマンたちの激闘の歴史に、映画史上最も迫ったドキュメンタリー作品である。

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監督は『奇門遁甲』(未・17)、『ザ・ルーキーズ』(19)のプロデュースで知られるウェイ・ジュンツー。著名な映画評論家でもある彼は、3年の撮影期間をかけて、100人近くの香港アクション関係者を徹底取材。

そんな彼の熱意に応えてサモ・ハン、ドニー・イェン、ブルース・リャンといったアクションスターや、ユエン・ウーピン、スタンリー・トン、チン・シウトン、トン・ワイ、チン・カーロッ といった俳優・映画監督、ジャッキー・チェンのスタント・チーム成家班の元メンバーで、『ドラゴンロード』(81)など数々のジャッキー映画に出演したマース、『ヤングマスター』(80)の役人など、個性的な顔立ちが数々の香港映画ファンで活躍したスタントマン兼俳優のユエ・タウワン、 最近では『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)の出演が印象に残るユン・ワー、そしてツイ・ハーク、アンドリュー・ラウ、エリック・ツァン、ウー・スーユエン といった大物映画人たちが出演。さらに香港スタントマン協会が全面協力した事により、彼らの証言と『大福星』(85)、『ファースト・ミッション』(85)、『おじいちゃんはデブゴン』(16)、『ファイヤー・ストーム』(13)のメイキングなど膨大なアーカイブ映像で贈る、香港アクション映画の歴史を網羅した怒涛の作品が誕生した!

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自らの肉体をかけて、香港アクション映画の不可能を可能にしてきたスタントマンたちの伝説が遂に明かされる! これは香港映画ファンのみならず、全アクション映画ファン必見の今年、最も熱く、最も痛い、感動巨編だ!

 劇中登場作品 
『ドラゴン危機一発』(1971)、『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972)、『ドラゴンへの道』(1972)、『Mr.Boo!ミスター・ブー』(1976)、『少林寺怒りの鉄拳』 (1977)、『スネーキーモンキー蛇拳』(1978)、『ドランクモンキー酔拳』(1978)、『ドラゴンロード』(1981)、『プロジェクトA』(1983)、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985)、『九龍の眼/ポリス・ストーリー2』(1988)、『ファースト・ミッション』(1985)、『プロテクター』(1985)、『五福星』(1983)、『大福星』(1985)、『七小福』(1988)、『サイクロンZ』(1988)、『冒険活劇/上海エクスプレス』(1986)、『イースタン・コンドル』(1987)、『導火線FLASH POINT』(2007)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』(1991)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝、『アイアンモンキー』(1993)、『クライム・キーパー香港捜査官』(1989)、『省港旗兵・九龍の獅子/クーロンズ・ソルジャー』(1984)、『タイガー・オン・ザ・ビート』(1988)、『おじいちゃんはデブゴン』(2016)

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