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07月
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零落(7/1~7/14)
CATEGORY映画情報<上映終了>
墜ちよ、生きよ!
原作:
浅野いにお
監督:
竹中直人
脚本:
倉持裕
音楽:
志磨遼平(ドレスコーズ)
出演:
斎藤工
趣里
MEGUMI
玉城ティナ
安達祐実
山下リオ
土佐和成
永積崇
信江勇
宮崎香蓮
製作:
もう、うんざりだよ
面白いとか売れてるとか····
そんなもんに一喜一憂する生活は。
青春漫画の金字塔「ソラニン」を放ったカリスマ漫画家・浅野いにおの新境地にして衝撃の問題作を完全映画化!監督は『無能の人』から10作品目となる、竹中直人。主人公の元人気漫画家・深澤薫を演じる斎藤工が、屈折した人物像にリアルな魂を宿す。“猫のような目をした”風俗嬢・ちふゆに息を吹き込むのは、趣里。敏腕漫画編集者で深澤の妻・町田のぞみをMEGUMIが演じ、さらには玉城ティナ、安達祐実など個性的なキャストがスクリーンを彩る。永積崇(ハナレグミ)、しりあがり寿、大橋裕之…とバラエティ豊かな著名人も多数出演。主題歌は、強烈なインパクトを残すフリーライター役で出演もする志磨遼平が書き下ろした、ドレスコーズの「ドレミ」。
あなたが漫画を描き続ける限り、
には誰かを傷付ける
死ぬまでひとりぼっち。
果たして、漫画を描きつづけることは醜悪に誰かを傷つける、悪魔の所業なのか? そんなおそろしい問いかけすら観る者に突きつける深澤の鋭意な葛藤は、表現者ならいつかは必ず誰もが直面する、通過儀礼のように普遍的な魂のジレンマである。
その不協和音の奏でる痛みに七転八倒しながら堕ちてゆく姿が、深澤のようにぶざまで、不器用で、愚かで、カッコ悪くて、見苦しくて、不憫であればあるほど、その人間臭い生きざまは途方もなく滑稽で、愛おしい――。
息苦しい21世紀の今を生きるすべての表現者に贈る、哀しくも美しい物語が誕生した。
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