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10月
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ほつれる(10/7~10/20)
CATEGORY映画情報<上映予定>
見ないようにしてた、全部。
監督/脚本:
加藤拓也
音楽:
石橋英子
撮影:
中島唱太
照明:
高井大樹
編集:
日下部元孝
美術:
宮守由衣
出演:
門脇麦
田村健太郎
染谷将太
黒木華
古舘寛治
安藤聖
佐藤ケイ
金子岳憲
秋元龍太朗
安川まり(声)
製作:
2023年製作/G/日本
上映時間:
84分
配給:
ビターズ・エンド
主演: 門脇麦×監督・脚本加藤拓也 (第67回岸田國士戯曲賞受賞)
彼女にはなぜ、夫ではない〈恋人〉が必要だったのか?
2人の男の間で揺れ動く心と、
夫婦の真実が明かされていく衝撃の84分。
平穏に見えた日々が 静かに揺らぎ始めるとき、彼女の目に映るものとはー。
人とのつながり、人生の在り方を見つめ直していく ひとりの人間の歩みを追う。
綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま変わらぬ日常を過ごす綿子は、木村との思い出の地をたどっていく…。
結婚生活も、恋人との時間も、
このままでいい。そう思ってた—
冷め切った夫婦生活の中、曖昧な関係を続けていた恋人が目の前で、死んだ。
ともに暮らしながらもすれ違いの続く夫と、優しく穏やかな時間をくれた恋人。どちらにもよりかかることができず、揺れる心を抱えた彼女はある行動に出る——本音と建て前、優しさと偽善、相反する感情が静かに渦巻き続ける物 語の後、観た者は「ほつれる」に込められた本当の意味を考えずにはいられない。
気鋭の演出家が魅せる
圧巻の脚本力と実力派俳優たちの競演で織り成される、
緊迫感あふれる84分。
主演を務めるのは話題作への出演が続き、圧倒的な存在感をみせる実力派俳 優・門脇麦。揺れる気持ちを抱える主人公・綿子の心の機微を繊細に演じあげ る。綿子の夫・文則役には、舞台・映画・ドラマとマルチに活躍する田村健太郎。さらに、その存在が大きな転回点となる男・木村を染谷将太、綿子の親友・英梨を黒木華が演じ、絡みあう深甚な人間模様を描き出す。
監督は、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、第67回岸田國士戯曲賞を受賞す るなど演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也。第10回市川森一脚本賞 を受賞した「きれいのくに」(21/NHK)をはじめテレビドラマの脚本も手掛ける 加藤が、初長編監督映画『わたし達はおとな』(22)を経て、そのリアリティ溢れる台詞まわしで観客の心を揺さぶる、新たなる人間ドラマの傑作を生み出した。
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