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10月
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ジェーンとシャルロット(10/7~10/20)
CATEGORY映画情報<上映予定>
あなたのことを もっと知りたかった
監督:
シャルロット・ゲンズブール
原題:
Jane par Charlotte
製作:
2021年製作/G/フランス
上映時間:
92分
配給:
リアリーライクフィルムズ
シャルロット
「どうしてか、ママと向き合うといつも恥じらいを感じてしまうの」
ジェーン
「私はあなたに気後れしていた 他の姉妹とは違って特別な存在だったから」
二つの時代をセンセーショナルに彩ったフレンチアイコンの母と娘。
決して語られることのなかった彼女たちの
《心の奥に隠された深い感情》が、今静かに明かされる。
2018年、東京。 シャルロット・ゲンズブールは、母であるジェーン・バーキンを見つめる撮影を開始した。これまで他者を前にしたときに付き纏う遠慮の様な感情が、母と娘の関係を歪なものにしてきた。
自分たちの意思とは関係ないところで、距離を感じていた母娘。ジェーンがセルジュの元を離れ家を出て行った後、父の元で成長したシャルロットには、ジェーンに聞いておきたいことがあったのだ。
3人の異父姉妹のこと
次女である自分より長女ケイトを愛していたのではという疑念、公人であり母であり女である彼女の半生とは一体どんなものだったのか。
シャルロットはカメラのレンズを通して、初めて母親の真実と向き合うことになる。
スノッブでアヴァンギャルド、フレンチポップのレジェンド セルジュ・ゲンズブールのパートナー、娘という特異な環境下で家族の形を築いてきたふたりの女性。
彼女たちはセレブリティの母と娘ということ以上に、1960-70 年代と 1980-90 年代、ふたつの時代をセンセーショナルに彩ったシネマ & ファッションアイコンでもあった。
シャルロットが監督デビューを果たした『ジェーンとシャルロット』は、母ジェーンがこれまで誰にも語ることのなかった娘たちへの想い、パブリックイメージとの狭間で感じた苦悩や後悔、最愛の娘ケイトを自死で失って以降の深い哀しみを、ふたりの間に流れる優しい時間の中に紡ぎ出した貴重なドキュメンタリー。
誰にも踏み込めなかった母と娘の真実の姿が、感動的に綴られている。
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