06
04月

一月の声に歓びを刻め(4/6~4/12)

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美しく、凄惨な、罪の歌

監督/脚本:
 三島有紀子
出演:
 前田敦子
 カルーセル麻紀
 哀川翔
 坂東龍汰
 片岡礼子
 宇野祥平
 原田龍二
 松本妃代
 長田詩音
 とよた真帆
製作:
 2024年製作/G/日本
上映時間:
 118分
配給:
 東京テアトル

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遥か遠くから聴こえる
知らない誰かの
美しく、凄惨な、罪の歌

北海道・洞爺湖。お正月を迎え、一人暮らしのマキの家に家族が集まった。マキが丁寧に作った御節料理を囲んだ一家団欒のひとときに、そこはかとなく喪失の気が漂う。マキはかつて次女のれいこを亡くしていたのだった。それ以降女性として生きてきた“父”のマキを、長女の美砂子は完全には受け入れていない。家族が帰り静まり返ると、マキの忘れ難い過去の記憶が蘇りはじめる……。
東京・⼋丈島。⼤昔に罪⼈が流されたという島に暮らす⽜飼いの誠。妊娠した娘の海が、5年ぶりに帰省した。誠はかつて交通事故で妻を亡くしていた。海の結婚さえ知らずにいた誠は、何も話そうとしない海に⼼中穏やかでない。海のいない部屋に⼊った誠は、そこで⼿紙に同封された離婚届を発⾒してしまう。
⼤阪・堂島。れいこはほんの数⽇前まで電話で話していた元恋⼈の葬儀に駆け付けるため、故郷を訪れた。茫然⾃失のまま歩いていると、橋から⾶び降り⾃殺しようとする⼥性と出くわす。そのとき、「トト・モレッティ」というレンタル彼⽒をしている男がれいこに声をかけた。過去のトラウマから誰にも触れることができなかったれいこは、そんな⾃分を変えるため、その男と⼀晩過ごすことを決意する。やがてそれぞれの声なき声が呼応し交錯していく

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三つの島を舞台に、
〝ある事件〟と〝れいこ〟を探す心の旅

本作は、国内外の映画祭で高い評価を受ける三島有紀子監督⾃⾝が47年間向き合い続けた「ある事件」をモチーフに⾃主映画からスタートしたオリジナル企画。「性暴⼒と⼼の傷」という難しいテーマにあえて挑み、⼼の中に⽣まれる罪の意識を静かに深く⾒つめる映画である。⼋丈島の雄⼤な海と⼤地、⼤阪・堂島のエネルギッシュな街と⼈々、北海道・洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、3つの罪と⽅⾈をテーマに、⼈間たちの “⽣”を圧倒的な映像美で描いていく。本作に登場する“れいこ”とは、いったいどういう意味を持つのか。

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ひとりの人間が発したか細い声は、はるか海を超え、波に乗り、どこかの誰かへと届くかもしれない。
これは声なき声で繋がるすべての人の物語。

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(C)bouquet garni films

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