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10月

夜明けの祈り(10/14~10/27)

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マチルド--- その崇高な魂は闇にともる灯り

監督:
 アンヌ・フォンテーヌ
出演:
 ルー・ドゥ・ラージュ/マチルド
 アガタ・ブゼク/シスター・マリア
 アガタ・クレシャ/マザー・オレスカ
 バンサン・マケーニュ/サミュエル
 ヨアンナ・クーリグ
上映時間:
 115分
配給:
 ロングライド

2017年 フランス映画祭出品
2017年 セザール賞主要4部門ノミネート
2016年 サンダンス映画祭公式上映作品

「マチルド、私たちを見捨てないで」
「あなたに神のご加護を」「どうか神の祝福があらんことを」
「あなたは救世主よ」
1945年12月のポーランド。赤十字の施設で医療活動に従事するフランス人医師マチルドが、見知らぬシスターに請われ、遠く離れた修道院を訪ねる。そこでマチルドが目の当たりにしたのは、戦争末期のソ連兵の蛮行によって身ごもった7人の修道女が、あまりにも残酷な現実と神への信仰の狭間で極限の苦しみにあえぐ姿だった。かけがえのない命を救う使命感に駆られたマチルドは、幾多の困難に直面しながらも激務の合間を縫って修道院に通い、この世界で孤立した彼女たちの唯一の希望となっていく……。

1945年のポーランドで実際に起こった衝撃的な事件 ———
その深い闇に希望の灯りをともした、フランス人医師の真実の物語。
『ドライ・クリーニング』『ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』で女性の生き方や愛の目覚めを描き、官能的なまでに甘美な作風で世界中の観客を魅了してきたアンヌ・フォンテーヌ監督。現代のフランス映画界を代表する監督のひとりとしても常に注目を集める彼女の最新作は、実在した医師マドレーヌ・ポーリアックの物語だ。人間の尊厳を踏みにじる悲劇的な事件に巻き込まれ、心身ともに傷ついた修道女たちを救うために尽力した若き女医の実話を映画化し、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞にノミネートされた話題作である。
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