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12月

米軍が最も恐れた男~その名は、カメジロー~(12/16~12/22)

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一握りの砂も、一坪の土地もアメリカのものではない

監督:
 佐古忠彦
出演:
 瀬長亀次郎
上映時間:
 107分
配給:
 彩プロ

アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男、瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画。
なぜ、沖縄の人々は声を上げ続けるのか、その原点はカメジローにあった━。
男は、ガジュマルをこよなく愛した。「どんな嵐にも倒れない。沖縄の生き方そのもの」だと。
那覇市を、かつてたった11ヶ月だけ率いた、その男が好んで使った言葉がある。それは「不屈」。

1945年の終戦後、沖縄で、民衆の先頭に立ち、演説会を開けば毎回何万もの人を集めた男。
その名は、瀬長亀次郎。団結して立ち向かったのは、戦後沖縄を占領したアメリカ軍の圧政。
祖国復帰へ向けて民衆をリードした、その人物は、アメリカが最も恐れた男だった━。

沖縄返還45年。
日本国憲法施行70年。
瀬長亀次郎生誕110年。
沖縄の戦後史、そこで闘った男の生き様を知れば、地続きの歴史が見えてくる。
第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人"弾圧"を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー瀬長亀次郎。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家、亀次郎。その知られざる実像と、信念を貫いた抵抗の人生を、稲嶺元沖縄県知事や亀次郎の次女など関係者の証言を通して浮き彫りにしていくドキュメンタリー。
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