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01月
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はじまりの街(1/27~2/9)
CATEGORY映画情報<上映終了>

マルゲリータ・ブイ/アンナ
バレリア・ゴリノ/カルラ
アンドレア・ピットリーノ/ヴァレリオ
カテリーナ・シェルハ/ラリッサ
ブリュノ・トデスキーニ/マチュー
上映時間:
107分
配給:
クレストインターナショナル
夫のDVから逃れ、13歳の息子ヴァレリオ(アンドレア・ピットリーノ)と共に、ローマから親友が暮らすトリノにやってきたアンナ(マルゲリータ・ブイ)。トリノ駅に迎えに来たカルラ(ヴァレリア・ゴリーノ)は、傷心のアンナとヴァレリオを笑顔で抱きしめ、自身が住む小さな家の一部屋を明け渡してくれた。
落葉が輝く晩秋の街。一刻も早く生活の基盤を築こうと、仕事探しに焦るアンナ。一方、活発なサッカー少年だったヴァレリオは、孤独をかかえて自転車で走り回るだけの日々。そんなある日、夫からアンナの父親を介してヴァレリオ宛てに小包が届く。 息子にとって自分の選択は正しいのだろうかと心乱されたアンナは、その手紙をヴァレリオから隠してしまう。
ついにアンナの仕事が決まり、足取り軽く帰宅した彼女を待っていたのは、手紙を読んでしまったヴァレリオの失踪。近所のビストロオーナー、マチュー(ブリュノ・トデスキーニ)の助けもあり、ヴァレリオを見つけるが、彼の心は硬い鎧をまとったままだった。
人々の心に支えられ、人生の再スタートに向けて歩もうとするアンナとヴァレリオに、ある朝、小さな奇跡が訪れる…。
過ちを嘆いたり、幸運を忘れたり、 それでも人生より素晴らしいものはない。
北イタリアの美しい街トリノを舞台に、新たな人生の可能性を謳いあげる感動作。
いつだって人生はやり直すことができる。この力強いメッセージを本作に託したのは、家族をテーマとした映画で絶えず社会の弱者に寄り添ってきたイタリアのイヴァーノ・デ・マッテオ監督。 厳しい現実に投げ込まれてしまった母子を通して、人生の可能性を指し示す作品を作り上げた。先が見えなくても、ほんの少しの勇気と人を愛する心があれば、人生は変わっていく。 ラストに見えるささやかながらも確かな一歩が感動の涙を誘うことだろう。
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