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平和と環境 ForPeace - 3.11 伝えたい想い -(3/10~3/23)
CATEGORYイベント
平和と環境 For Peace
- 3.11 伝えたい想い -
2011年3月11日 1万5千人近くの尊い命を奪い今も2,600名あまり行方不明のままとなっている東日本大震災。まるで映画を見ているかのような光景、そして追い打ちをかけるかのような福島第一原発事故。時間とともに風化していく人々の記憶。
しかし、今なお事故処理は遅々として進まず、たくさんの方々が避難生活を強いられ、困難と不自由の日々を送っている現実があります。
福島からは遠く離れますが、数多くの原発を抱えるこの福井の地においては、決して
他人事で済ましてはいけない、考えなくてはならない問題ではないでしょうか。
毎年8月15日 終戦の日に戦争・平和・環境問題を扱ってきた『平和と環境 For Peace』。
本年からは3月11日の震災・環境問題、8月15日の戦争と平和、とテーマを分けて開催させていただきます。
ぜひこの機会に各々の問題に触れ、一緒に考える時間を頂戴したく存じます。
岩国英子 陶展『避難区域内に残された動物』(3/10~16)
『被ばく牛と生きる』上映に合わせ、越前市の陶芸家、岩国英子さんの作品展示を行います。
岩国英子:
女性として尽きないイメージとともに、旅をつづける陶芸家。
1947年兵庫県生まれ。福井県 越前市在住。
1981年より作り手から使い手にじかに手わたす『ベロ亭やきものキャラバン』を企画開催。北海道から沖縄まで全国600ヶ所でやきものを通した新たなつながりを模索、展開し続ける。
1993年以来、東京、神戸、大阪、京都、広島、福井、益田、ペルーのクスコ市などで個展を多数開催。
上映期間中『避難区域内に残された動物』をテーマに作成された三部作を展示いたします。
1、Esta murienndo (死にゆく)
2、Esta muerto (固定された死)
3、Esta resucitado (よみがえる)
(2011年 福井スペースおいち(SPACE OICHI)、東京HIGUREギャラリーで発表)
信州軽井沢の展示会では、実際に福島で牛を飼っておられた方が観覧。「3作目の牛が甦る姿に救われた」と涙したエピソードも。
※画像はギャラリーOICHIでの展示風景です。
メトロでの展示風景
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