07
04月

新世紀、パリ・オペラ座(4/7~4/20)

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最高は、最高に、挑み続ける

監督:
 ジャン=ステファヌ・ブロン
出演:
 ステファン・リスナー
 バンジャマン・ミルピエ
 オーレリ・デュポン
 フィリップ・ジョルダン
 ロメオ・カステルッチ
上映時間:
 111分
配給:
 ギャガ

世紀の瞬間を目撃する興奮
圧巻のパフォーマンスに酔いしれる贅沢
芸術の殿堂がたどりついた<新世紀>とは―

フランスが誇る芸術の殿堂パリ・オペラ座は迷っていた。 ルイ14世の時代から350年以上にわたり、オペラやバレエにおいて世界トップレベルの伝統を維持してきたが、時代の波はそんな彼らにも容赦なく押し寄せる。世の中や観客の変化に伴い、オペラ座はどうその姿を変えるのか。選ぶべきは、由緒ある歴史の継承か、時代を牽引するリーダーシップか。さらに史上最年少でバレエ団芸術監督に大抜擢され、“ナタリー・ポートマンの夫”としても注目を集めていたバンジャマン・ミルピエの1年半での電撃退任と、カリスマ・エトワール:オレリー・デュポン就任というマスコミをも巻き込んだ大騒動。そして2015年11月、パリの劇場が襲撃された同時多発テロ。混迷を極めた今の時代に、彼らは自問し続ける。「今、オペラ座に求められるものは何なのか──?」

『パリ・オペラ座のすべて』、『ミルピエ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』を越え、
オペラ座ドキュメンタリー映画史上、No.1記録樹立!
パリ・オペラ座公式プロデュース作品となる本作は、劇場の聖域に入ることが許されたカメラが、波乱に満ちた時代の転換期を、舞台の表と裏から鮮やかに、そして観客が予想するより遥かにコミカルに映し出す。世界最高のバレエダンサーやオペラ歌手の類い稀な才能やパフォーマンスだけではなく、華やかな新シーズン開幕の舞台裏、経営陣の苦悩、公演2日前の主役降板劇に奔走するスタッフ、オーディションでの新しい天才の誕生、次世代へとつなげる子供たちの育成プログラム、そして衣裳係、清掃係の細やかな表情まで、劇場に関わるすべての人々を温かい眼差しで描きあげた本作は、2017年モスクワ国際映画祭にてドキュメンタリー映画賞を受賞、本国フランスではオペラ座を描くドキュメンタリー映画史上最高の動員記録を樹立した。
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