25
08月

戦争のはらわた [1977](8/25~8/31)

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帰る場所はどこにもない――。


監督:
 サム・ペキンパー
出演:
 ジェームズ・コバーン/シュタイナー
 マクシミリアン・シェル/シュトランスキー
 ジェームズ・メイソン/ブラント
 センタ・バーガー/エヴァ
 デビッド・ワーナー/キーゼル
上映時間:
 133分
製作年:
 1977年
配給:
 コピアポ・フィルム

第2次世界大戦下、ソ連軍の猛攻によって絶望的に追い詰められていくドイツ軍歩兵小隊の命運を、戦場のリアリズムを徹底追及して描いた。1943年、ロシア戦線。ソ連軍との戦闘が激化し、撤退を余儀なくされていくドイツ軍の小隊長シュナイター伍長は、勲章を手に入れることしか興味のない無能な指揮官のシュトランスキー大尉を嫌悪していた。2人の関係が険悪になっていくなか、シュトランスキーは勲章を得るため、シュナイターの部隊を策略にかける。

血まみれサム”の異名を持つペキンパーの傑作にして、戦争映画の金字塔!
ベトナム戦争終結から2年が過ぎた1977年。“戦争映画”というジャンルに殴り込みをかけ、戦場描写を一新した革命的作品が映画史に激震を巻き起こしました。西部劇『ワイルドバンチ』(69)、犯罪劇『ゲッタウェイ』(72)等アメリカ映画王道のジャンルで歴史的傑作をものにした孤高の巨匠サム・ペキンパー(1925~1984)が、アメリカ人監督、アメリカ人スターを起用し、敗者ドイツ軍の物語を描くという当時ハリウッドでは実現不可能な大胆不敵さでつくりあげた『戦争のはらわた』。今も多くの映画作家をとりこにしている戦争映画の金字塔が、公開40周年を迎えスクリーンに堂々の帰還!
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