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12月
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A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー(12/29~1/11)
CATEGORY映画情報<上映終了>
ケイシー・アフレック/C
ルーニー・マーラ/M
上映時間:
92分
配給:
パルコ
自分のいなくなった世界で、愛する妻を想い彷徨う
これは、時をかけ、愛を確かめ、魂を浄化させていく「死の先」にある物語—
アメリカ・テキサスの郊外、小さな一軒家に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日夫Cが交通事故で突然の死を迎える。妻Mは病院でCの死体を確認し、遺体にシーツを被せ病院を去るが、死んだはずのCは突如シーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきた。Mは彼の存在には気が付かないが、それでも幽霊となったCは、悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。しかしある日、Mは前に進むためある決断をし、残されたCは妻の残した最後の想いを求め、彷徨い始めるーー。
自分のいなくなった世界で 残された妻を見守る
一人の男の切なくも美しい物語
『ムーンライト』『レディ・バード』など、刺激的な作品を次々と打ち出し続ける気鋭映画製作スタジオA24。今、世界の映画界から最も注目浴びるスタジオが今回描くのは、斬新ながらもどこか懐かしさを感じさせるシーツ姿の幽霊が主人公の物語。死んでもなお、愛する妻への想いを胸に、何十年もの時を彷徨い続ける幽霊の旅路を、切ない音楽とともに紡ぎ出す。
サンダンス映画祭の観客賞を筆頭に、世界各国の映画祭でノミネート&受賞し、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは驚異の91%の大絶賛を受けた話題作が、今秋ついに日本公開を迎える。不慮の事故死を遂げ、シーツ姿の幽霊となって彷徨い続ける夫を演じるのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。夫に先立たれた妻を演じるのは『キャロル』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。本作の監督デヴィット・ロウリーの『セインツ -約束の果て-』でも共演した、ふたりの超実力派俳優が再び集う。幽霊になっても変わらぬ妻への愛と、彼の行き着く最果てに、観る者の心は深い感動と余韻に包まれる。
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