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12月

東京暮色[1957](12/22~12/28)

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親と子の愛情の断層をついて 日本映画を代表する名匠と演技陣の意欲をむすぶ感動大作!


監督:
 小津安二郎
出演:
 原節子
 有馬稲子
 笠智衆
 山田五十鈴
 高橋貞二
 田浦正巳
 杉村春子
 山村聰
上映時間:
 140分
製作年:
 1957年
配給:
 KADOKAWA
©1957/2017松竹株式会社

主人公に“光”が与えられない― 衝撃の辛口ホームドラマ
 銀行員の周吉(笠)は、妻と自分の部下が駆け落ちして以来、男手ひとつで子供たちを育てて来たが、長女・孝子(原)は夫とうまく行っておらず、幼い娘を連れて実家に戻って来る。一方、短大を出たばかりの次女・明子(有馬)は男に騙され妊娠してしまう…

 戦後の小津作品の中でも最も暗く、悲観的な印象を残す作品と評されがちだが、親子愛に焦点をあてたテーマは現代に通じる強いメッセージが込められている傑作。
 小津最後の白黒作品。屈指の名演出と言われるラストシーンも必見。
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