26
01月

ガンジスに還る(1/26~2/15)

gangesnikaeru.jpg 

また会う日まで―


監督:
 シュバシシュ・ブティヤニ
出演:
 アディル・フセイン/ラジーヴ
 ラリット・ベヘル/ダヤ
 ギータンジャリ・クルカルニ/ラタ
 パロミ・ゴーシュ/スニタ
 ナブニンドラ・ベヘル/ヴィムラ
上映時間:
 99分
日本公開日:
 2018/10/27
配給:
 ビターズ・エンド

母なるガンジス河。そこは、幸福で安らかな死を迎えられる心のやすらぎの郷── 
死期を悟った父と、それを見守る家族たちの日々を綴った、珠玉の感動作。
 ある日、家族が揃った食卓で父ダヤが「わしは死期の訪れを感じている。バラナシに行こうと思う」と告げる。家族の不安をよそに、父の決意は固い。仕事人間の息子ラジーヴは仕方なく付き添うことを決める。
 ふたりは長い時間をかけて目的の場所バラナシにある「解脱の家」に辿り着く。そこは幾つかのルールが決められ、様々な理由で人々が暮らしていた。すぐに住民たちに心を開くダヤと、なかなか馴染めないラジーヴ。
「解脱しようとしまいと、滞在は最大15日まで」。
 一日一日とその日が近づき、ラジーヴは仕事の為に早く帰りたい気持ちと父が心配でならない思いに揺れる。
 はじめは衝突しあうも、雄大に流れるガンジス河は、次第に父子の関係をほぐしていく。旅立つ者の心の動き、それを見守る家族のまなざし。果たして、ダヤは幸福な人生の終焉を迎えられるのか――?

生と死が混在する、異国情緒あふれるインドの聖地「バラナシ」
 旅立つ者、見送る者の両方の感情の機微を丁寧に捉え、家族の強い結びつきを映し出した本作。幸福な最期の迎え方とは?家族はどう受け止め看取るのか?誰にでも訪れる「死」というテーマを、ユーモアと人情味溢れるタッチで描き、心温まる珠玉の感動作が誕生した。 
 本作は2016年ヴェネチア国際映画祭ビエンナーレ・カレッジ・シネマ部門でワールドプレミアが行われ、上映後には10分間のスタンディングオベーションが起きる盛況となった。映画評論サイト「ロッテン・トマト」では100%の最高点!!さらに、「小津安二郎の『東京物語』 を思わせる傑作!」( Financial Times)ほか世界中から賞賛が寄せられている。
関連記事

0 Comments

Leave a comment