彼らの原発(3/9~3/15)

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誰もが、本音と建前の間で、生きている。

彼らの原発

監督:
 川口勉
上映時間:
 119分
日本公開日:
 2018/10/20
配給:
 「彼らの原発」上映委員会

第8回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル・コンペ部門 奨励賞受賞

福井県大飯郡おおい町
あの日以来この町は、好奇と無関心に翻弄されていた──
 福井県大飯郡おおい町。2006年に大飯郡大飯町と遠敷郡名田庄村が合併し誕生した。人口8,700人、海と山に囲まれた小さな町。住民はこの地に建設された大飯原発と折り合いをつけながら生活してきた。しかし、2011年に起きた福島第一原発事故は、その暮らしに大きな影を落とす。2012年、世論を二分するなか大飯原発の再稼働が伝えられると、おおい町は日本全国から注目を浴びる。押し寄せるマスコミ、誹謗中傷の電話、そして、町を揺るがす町長選が行われることとなる—。本作は、原発問題の渦中におかれた町を訪ね、そこに暮らす人々との対話を試みた。変わってしまった暮らしと、変わらない風習。やがて静かに語られた言葉、その姿から、いまこの国の抱える問題が浮かび上がってくる。

川口勉(監督)
 これは、「反原発ドキュメンタリー」ではないつもりです。
僕個人は「反原発」ですが、反原発を訴えるドキュメンタリーをつくることで、原発が内包する巨大な問題に迫れるとは思えませんでした。
 この映画には、とても多くの事柄が映っています。原発とは無関係な風景、食べ物、唄、信仰、そして無数の言葉たち。
 何事もなかったように日本中の原発が再稼働に向かう現在、その渦中で暮らす私たち自身を改めて見つめるために、もう一度真正面から混乱したいと思います。
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