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04月
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(4/6~4/12)
CATEGORY映画情報<上映終了>

女王の流儀、教えましょう
監督:
ローナ・タッカー
出演:
ビビアン・ウエストウッド
アンドレアス・クロンターラー
ケイト・モス
ナオミ・キャンベル
カリーヌ・ロワトフェルド
上映時間:
84分
日本公開日:
2018/12/28
製作年:
2018年
映倫区分:
G
配給:
KADOKAWA
英国カルチャーのトップの座に君臨しながら、77歳にして生涯現役を誓うヴィヴィアン・ウエストウッド
そのパワーの秘密に迫る刺激と情熱に満ちたドキュメンタリー!
英国のファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドは、数々の伝説を纏っている。米国アカデミー賞®の授賞式では、メリル・ストリープやヘレン・ミレン、ティルダ・スウィントン、ヘレナ・ボナム・カーターなど、演技だけでなく生き方までがパワフルな女優たちが、彼女のドレスでレッド・カーペットを飾ってきた。また、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』でサラ・ジェシカ・パーカー扮する主人公のキャリーが着たウエディングドレスは、誰もが初めて目にするルックで一大センセーションを巻き起こす。その膝丈バージョンを作って公式サイトでネット販売したところ、一瞬で完売という記録まで作ったのだ。
1993年には、ドラマティックなまでにヒールの高いシューズ“スーパー・エレベイテッド・ギリー”を履いていた、スーパーモデルのナオミ・キャンベルがキャットウォークで転倒。ファッションニュースのトップを飾るほど話題になり、同じ靴がロンドンの博物館に納められた。そして遂には、エリザベス女王から〈デイム〉の称号を授けられる。
だが、何よりもレジェンドなのは、大企業の傘下に入ることなく、77歳にして世界数十カ国、100店舗以上を展開する独立ブランドのトップかつ現役デザイナーという、彼女の存在そのものだ。そんなヴィヴィアンを包んできた、最強にエレガントなベールの裏側に迫る、ドキュメンタリー映画が完成した。
デイム・ヴィヴィアン・ウエストウッド
Dame Vivienne Westwood
1941年4月8日、イギリス中部のダービーシャー生まれ。本名はヴィヴィアン・イザベル・スウェア。絵が得意で、アートを専攻し美術教師を志す。1962年にデレク・ウェストウッドと結婚、長男ベンジャミンをもうけるが、3年で破局。1965年に弟の友人マルコム・マクラーレンと出会い、彼との間に次男ジョセフが生まれている。1971年にマルコムと共にブティック「レット・イット・ロック」をキングスロードにオープン。ヴィヴィアンが制作を担当、これをきっかけにデザイナーの道を歩む。ロックをコンセプトとした挑発的なファッションで、ロンドンの若者から熱狂的な支持を得て、のちに「パンク・ファッション」として脚光を浴びる。
1981年に初のコレクションを発表。同年、マルコムと決別、共同経営関係のみ継続したが、2年後に正式解消した。その後、デザインの傾向を19世紀以前のヨーロッパからインスパイアされた、エレガントな路線に変更し、大成功を収める。1989年に現在のパートナーであるアンドレアス・クロンターラーと出会う。教師と教え子という立場だったが、翌年から共にコレクション製作を始め、二人は1993年に結婚。その強いパートナーシップでファッション界をリードしてきた。現在ヴィヴィアンは環境保護、人権保護問題の活動家として、資金援助や支援活動に積極的に参加している。
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