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06月
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ある少年の告白(6/29~7/12)
CATEGORY映画情報<上映終了>

僕は、僕でしかいられない――。
監督:
ジョエル・エドガートン
出演:
ルーカス・ヘッジズ/ジャレッド・イーモンズ
ニコール・キッドマン/ナンシー・イーモンズ
ジョエル・エドガートン/ヴィクター・サイクス
ラッセル・クロウ/マーシャル・イーモンズ
フリー/ブランドン
上映時間:
115分
日本公開日:
2019年4月19日
製作年:
2018年
映倫区分:
PG12
配給:
ビターズ・エンド、パルコ
本当の自分を見つめたとき、真実の愛に辿りつける――
牧師の父(ラッセル・クロウ)と母(ニコール・キッドマン)を両親にもつジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)は、大学生となった。きらめくような青春を送るなか、思いがけない出来事をきっかけに、自分は男性が好きであることに気づく。意を決して両親にその事実を告げるが、息子の言葉を受け止めきれない父と母は困惑し、動揺する。
父から連絡を受けた牧師仲間が助言をするため、続々と家へやってくる。
父は問う。「今のお前を認めることはできない。心の底から変わりたいと思うか?」
悲しげな表情の母を見て、ジャレッドは決心する。「――はい」
母が運転する車に乗り込み、ジャレッドは施設へと向かう。「治療内容はすべて内密にすること」細かな禁止事項が読み上げられ、部屋へと案内される。白シャツの同じ服装の若者たちが弧を描くように椅子に腰を下ろしている。
「救済プログラムにようこそ!」12日間のプログラムが始まった――。
NYタイムズ紙がベストセラーに選んだ、胸打つ衝撃の<実話>
原作は、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれ、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の〈実話〉。親と子はなぜ、互いの幸せを願うほどにすれ違ってしまうのか――。本当の自分を見つめた先に、誰にも奪うことはできない真実の愛が浮かび上がる。一筋の希望が胸を震わせる、圧倒的な人間ドラマが誕生した。
アメリカでは70万人がその影響を受ける危険すぎるセラピーの実態
原作者のガラルド・コンリーが実際に体験し、回顧録として実態を告白した「矯正治療(コンバージョン・セラピー)」での出来事。強制的に性的指向やジェンダー・アイデンティティを変更させようとする科学的根拠のないこの治療は、鬱や深刻なトラウマをもたらすだけでなく、自殺率の高さも指摘されている。米国では、規制は進んでいるものの現在も施され続けており、これまでに約70万人が経験、そのうち約35万人が未成年のうちに受けたといわれる。
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