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08月

東京裁判[1983](8/11、12、15)

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そのとき日本の命運は世界が握っていた!

東京裁判[1983]

監督:
 小林正樹
原案:
 稲垣俊
脚本:
 小林正樹
 小笠原清
編集:
 浦岡敬一
上映時間:
 277分
日本公開日:
 2019年8月3日
製作年:
 1983年
映倫区分:
 -
配給:
 太秦

“東京裁判”と呼ばれ、戦後日本の進路を運命づけた極東国際軍事裁判。
誰が、この戦争を引き起こしたのか。
日本映画史上に残るドキュメンタリーの傑作、至高の4時間37分が鮮やかに蘇る。

 太平洋戦争敗戦後の1946年(昭和21年)、市ヶ谷の旧陸軍省参謀本部にて開廷された裁判の模様を、判決から35年の後の1983年(昭和58年)に公開された日本映画史上に残る、ドキュメンタリーの傑作。
 アメリカ国防総省によって撮影された50万フィートに及ぶ膨大な記録フィルムをもとに、『人間の条件』『切腹』の名匠、小林正樹監督が5年の歳月をかけて編集、制作した巨編が、平成の終わりと新しい時代の幕開けに4Kフィルムスキャン、2K修復版によるデジタルリマスターで鮮やかに蘇る。

小笠原清さん (監督補佐・脚本・デジタルリマスター監修)コメント
 この作品は公開の度に「今、なぜ東京裁判か」問われ続けてきた。法廷で明るみに出された第2時世界大戦の実態と、責任追求の現実を映像に収めた映画『東京裁判』は、常に「今こそ見るべき映画」として存在し、回答の任を果たしてきた。そして今日、劣化の影響が著しかった歴史映像や音声が、デジタルリマスター版により鮮やかに回復された。臨場感に満ちた完成品としてこれが公開されることは、製作スタッフ一同の本懐でもある。

 1945年日本はポツダム宣言を受諾し、8月15日に全面降伏の旨を国民に伝えた。戦後の日本を統治する連合軍最高司令官マッカーサー元帥は、戦争犯罪人の処罰を早急に実施するよう望み、1946年1月22日に極東国際軍事裁判所条例を発布。俗にいう“東京裁判”である。
満州事変に始まり、日中戦争の本格化や太平洋戦争に及ぶ17年8カ月の間、日本を支配した指導者の中から、太平洋戦争開戦時の首相・東條英機ら28名が被告に指定された。一方、国の内外から問われ、重要な争点となった天皇の戦争責任については、世界が東西陣営に分かれつつあるなか米国政府の強い意志により回避の方向へと導かれていく。
 同年5月3日より東京裁判は開廷。まずは「平和に対する罪」など55項目に及ぶ罪状が読み挙げられるが、被告は全員無罪を主張した。検察側は日本軍の非道の数々を告発。弁護側は「戦争は国家の行為であり、個人責任は問えない」と異議申し立てするが、「個人を罰しなければ、国際犯罪を実効的に阻止できない」と、裁判所はこれを却下した。1948年11月12日、残る25名のうち東條ら7名が絞首刑、他18名は終身刑もしくは有期刑の宣告が下された。
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