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14
09月

ガラスの城の約束(9/14~9/27)

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「自分らしく生きる幸せ」を 教えてくれたのは、大嫌いだった父


監督:
 デスティン・ダニエル・クレットン
出演:
 ブリー・ラーソン/ジャネット・ウォールズ
 ウッディ・ハレルソン/レックス・ウォールズ
 ナオミ・ワッツ/ローズマリー・ウォールズ
 マックス・グリーンフィールド/デヴィッド
 サラ・スヌーク/ローリ
原題:
 The Glass Castle
上映時間:
 127分
日本公開日:
 2019年6月14日
製作年:
 2017年
映倫区分:
 G
配給:
 ファントム・フィルム

ダメな思い出ほど、今は愛おしい―。

 1989年、ニューヨーク。ジャネット・ウォールズは「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニスト。富裕層が集まるマンハッタン、パークアベニューの瀟洒なアパートメントにファイナンシャル・アドバイザーである恋人、デヴィッドと暮らしている。
 ある夜、彼の顧客と高級レストランで会話を交わす中、ジャネットの両親について質問が及ぶ。「母はアーティストで、父は起業家です。質の悪い漂青炭を効率よく燃やす技術を開発しています」―これは使い慣れた彼女の嘘。レストランからの帰り道、車道に飛び出してきたホームレスの男性を見かける。それは、ストリートで自由気ままに暮らす彼女の父・レックスだったが、ジャネットは知らないふりを装う。何もかもが規定外だった父と母との記憶をたどり出しながら―。
 ジャネットの父親はいつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、母親は売れない画家で、彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、ジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、幼いながらも聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが・・・。

 長年の監禁からの脱出劇を描いた『ルーム』でアカデミー賞®最優秀女優賞を受賞したブリー・ラーソン。彼女の真価が再び発揮されたのが、『The Glass Castle』である。脚本・監督を手掛けたデスティン・ダニエル・クレットンとは2013年の『ショート・ターム』で組んだ仲。様々な事情を抱える10代専用の短期保護施設の所長を演じ、クレットンともども、ブレイクスルーのきっかけとなった。奇しくも、『ショート・ターム』、『ルーム』、そして本作と、特異な子ども時代を送ることになった少女の葛藤と自立をテーマとしたドラマで、複雑な表情を見せる彼女。『The Glass Castle』では高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、生き馬の目を抜くニューヨークで人気コラムニストとして生きる女性が抱える親への複雑な感情を生々しく表現する。
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