04
01月

残された者 北の極地(1/4〜1/17)

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男は歩き始めた。ひとりの女性を救うために。明日を生きるために。


監督:
 ジョー・ペナ
出演:
 マッツ・ミケルセン/オボァガード
 マリア・テルマ・サルマドッティ/若い女性
原題:
 Arctic
上映時間:
 97分
日本公開日:
 2019年11月8日
製作年:
 2018年
映倫区分:
 G
配給:
 キノフィルムズ

主演マッツ・ミケルセン。
北極にたった一人取り残された男の脱出行。
リアルな極限と本物の感動が観る者の心を強烈に揺さぶるサバイバルドラマ。

男はたったひとりで生きていた。誰も知らない極北の荒地で。
飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロット、オボァガードは、壊れた飛行機をその場しのぎのシェルターにし、白銀に包まれた荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すという自ら定めた日々のルーティーンをこなしながら、救助を待っていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のために墜落し、女性パイロットは大怪我を追ってしまう。目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。危険は承知。しかし、行動しなければ女に未来はなく、自身にも明日は来ないかもしれない。現状の安住を捨て、勇気ある一歩を踏み出すが・・・。

極寒の白い荒野にたった一人取り残された男。彼を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣。
やがて、その孤独が終焉をむかえたとき、男は待つことをやめた。とどまることを捨てた。
極限状態の中、自らの心の奥底に何を見るのか?今、明日の「生」に向けて決意の旅が始まる!
 『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』、『ゼロ・グラビティ』、『キャスト・アウェイ』など、孤立無援の傑作サバイバル映画群と引けをとらず、 “北欧の至宝” マッツ・ミケルセンが台詞で多く語らず自然の過酷さと生命の素晴らしさを、キャリア史上最高の演技で魅せる。無駄なく研ぎ澄まされた映像美とともに描かれる、ひとりの男の「生」への闘い。リアルな極限と本物の感動が観る者の心を強烈に揺さぶる、迫真のサバイバル・ドラマが誕生した!
 平均気温-30℃、刻々と変わりゆく天気の中で行われた撮影は、マッツに“これまで経験した中で最も過酷な撮影だった”と言わしめるほど。説明的な台詞、映像表現を一切削除することで、観客は自らがそこにいたらどうするかなどを考えながら観ることが出来る体感型映画にもなっている。
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