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05月

私は確信する(5/15~5/28)

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冤罪か、有罪か――。真実は二重の歪にひそむ。

監督:
 アントワーヌ・ランボー
出演:
 マリナ・フォイス
 オリビエ・グルメ
 ローラン・リュカ
 フィリップ・ウシャン
 インディア・ヘア
 アルマンド・ブーランジェ
 ジャン・ベンギーギ
 スティーブ・ティアンチュー
 フランソワ・フェネール
 フィリップ・ドルモア
上映時間:
 110分
日本公開日:
 2021年2月12日
製作:
 2018年製作/フランス・ベルギー合作
配給:
 セテラ・インターナショナル

ヒッチコック狂による“完全犯罪”か、それとも冤罪か?
フランス全土の関心を集めた未解決事件を映画化。
“嘘”をついているのは誰なのか?捻じれた裁判の行方は?
破格のスリルと臨場感に満ちた法廷のバトル
2000年2月、フランス南西部トゥールーズ。38歳の女性スザンヌ・ヴィギエが3人の子供を残して忽然と姿を消した。夫ジャックに殺人容疑がかけられるが、明確な動機がなく、決め手となる証拠は見つからない。ジャックは第一審で無罪となるがすぐさま検察に控訴され、翌年の第二審で、再び殺人罪を問う裁判が行われる。
無実を確信するシングルマザーのノラは、敏腕弁護士デュポン=モレッティに弁護を懇願。自らも助手となり250時間の電話記録を調べるうちに、新たな真実と疑惑に気がつくが…。

フランスで実際に起こった未解決の“ヴィギエ事件”を映画化。“ヒッチコック狂による完全犯罪”とメディアがセンセーショナルに報じて大衆の好奇心を煽り立てるなか、本当に殺されたのかも判然としないまま開かれた“殺人事件”をめぐる裁判はフランス中の注目を集めた。スザンヌは本当に夫に殺害されたのか?刑事、ベビーシッター、愛人たちの食い違う証言。事件の真相とは―?
疑惑だらけの証人たちと対峙する白熱の法廷シーン、事件によって人生を狂わされたヴィギエ一家の苦悩、真実を求めて事件にのめりこむ主人公・シングルマザーのノラ…。裁判の内外で繰り広げられる息をのむスリリングな展開と人間模様に、一瞬たりとも目が離せない。

敏腕弁護士とシングルマザーが前代未聞の裁判に挑む!
人気女優マリーナ・フォイスと名優オリヴィエ・グルメが迫真の演技で体現
本作は口コミで広がり、本国フランスで40万人を動員する大ヒットを記録した。フランスの辛口の批評家からも絶賛されたアントワーヌ・ランボー監督は、確かな演出力と巧みなストーリーテリングで、フランス特有の司法制度の問題点、“歪んだ正義”の危うさをあぶり出す。
主人公ノラを演じるのは、コメディエンヌとしても人気の高い実力派女優マリーナ・フォイス。本作の公開後、法務大臣に抜擢された実在の弁護士デュポン=モレッティに扮するのは、ダルデンヌ兄弟の『息子のまなざし』の名優オリヴィエ・ グルメ。すべての運命を決するクライマックスの弁論シーンで、オリヴィエ・グルメが披露する渾身のスピーチは圧巻、心を揺さぶるに違いない。
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