12
01月

早春[1956](1/12、15、18)

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若い世代の愛情と悲哀を描く感動の名作!


監督:
 小津安二郎
出演:
 淡島千景
 池部良
 高橋貞二
 岸惠子
 笠智衆
 山村聰
 杉村春子
 田浦正巳
上映時間:
 144分
製作年:
 1956年
配給:
 KADOKAWA
©1956/2017松竹株式会社

倦怠期にある若い夫婦の危機と再生をシリアスに描いた人間ドラマ
 サラリーマンの正二(池部)と妻・昌子(淡島)は結婚8年の共働きの夫婦。子供を失って以来、関係は冷え切っている。そんな中、正二は毎朝同じ通勤電車に乗り合わせる内に親しくなったグループのひとり・千代(岸)と成り行きで一夜を共にしてしまい…。

 東宝の二枚目スター・池部良と松竹 看板女優・淡島千景、『君の名は』で同じく松竹の看板女優となった岸恵子を迎え、1953年『東京物語』依頼3年ぶりに発表した小津の繊細な演出が冴える異色作。上映時間2時間24分と現存する小津作品としては最長尺作品。
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