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10月

牯嶺街少年殺人事件 [1991](10/14~10/20)

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この世界は僕が照らしてみせる。

監督:
 エドワード・ヤン
出演:
 チャン・チェン/小四(シャオスー)/張震
 リサ・ヤン/小明(シャオミン)
 ワン・チーザン/王茂/小猫王(ワンマオ/リトル・プレスリー)
 クー・ユールン/飛機(フェイジー)
 タン・チーガン/小馬(シャオマー)
上映時間:
 236分
制作年:
 1991年
配給:
 ビターズ・エンド

伝説の傑作が25年ぶりに4Kレストアリマスター、3時間56分版で蘇る。
1960年代初頭の台北。建国高校昼間部の受験に失敗して夜間部に通う小四(シャオスー)は不良グループ〝小公園“に属する王茂(ワンマオ)や飛機(フェイジー)らといつもつるんでいた。 小四はある日、怪我をした小明(シャオミン)という少女と保健室で知り合う。彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは対立するグループ〝217”のボスと、小明を奪いあい、相手を殺して姿を消していた。ハニーの不在で統制力を失った小公園は、今では中山堂を管理する父親の権力を笠に着た滑頭(ホアトウ)が幅を利かせている。
小明への淡い恋心を抱く小四だったが、ハニーが突然戻ってきたことをきっかけにグループ同士の対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。。。

光と闇で描く、愛と暴力の世界。
エドワード・ヤンに、ようやく時代が追いついた。
エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選ばれ、2015年釜山映画祭で発表された「アジア映画ベスト100」において、『東京物語』『七人の侍』『悲情城市』などと並んでベスト10入りするなど、映画史上に残る傑作として評価されながらも、日本では初上映以来25年間DVD化もされず、観る機会がほとんどなかった。マーティン・スコセッシが激賞し、ウォン・カーウァイ、オリヴィエ・アサイヤスなど、世界中のアーティストに影響を与え、熱狂的な信奉者を生み出した伝説の傑作がエドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる2017年に4Kレストア・デジタルリマスター版で蘇る。
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