09
07月

帰らない日曜日(7/9~7/22)

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かつてこんな日があっただろうか。
この先、こんな日が二度とあるのだろうか。

監督;
 エバ・ユッソン
原作:
 グレアム・スウィフト
 『マザリング・サンデー』
脚本:
 アリス・バーチ
音楽:
 モーガン・キビー
出演:
 オデッサ・ヤング
 ジョシュ・オコナー
 コリン・ファース
 オリビア・コールマン
 グレンダ・ジャクソン
 ソープ・ディリス
原題:
 Mothering Sunday
製作:
 2021年製作/イギリス
上映時間:
 104分
映倫区分:
 R15+
配給:
 松竹

第74回 カンヌ国際映画祭〈プレミア部門〉正式出品
第65回 ロンドン映画祭正式出品
他 多数

それは人生が一変した日曜日だった―。
生涯心に刻まれた〈秘密の恋〉に息をのむ、傑作ラブストーリー

1924年、イギリス。 メイドと名家の跡継ぎ―。
人生を一変させた〈秘密の恋〉を描く、愛の物語。
 1924年、初夏のように暖かな3月の日曜日。その日は、イギリス中のメイドが年に一度の里帰りを許される〈母の日〉。けれどニヴン家で働く孤児院育ちのジェーンに帰る家はなかった。そんな彼女のもとへ、秘密の関係を続ける近隣のシェリンガム家の跡継ぎであるポールから、「11時に正面玄関へ」という誘いが舞い込む。幼馴染のエマとの結婚を控えるポールは、前祝いの昼食会への遅刻を決め込み、邸の寝室でジェーンと愛し合う。やがてポールは昼食会へと向かい、ジェーンは一人、広大な無人の邸を一糸まとわぬ姿で探索する。だが、ニヴン家に戻ったジェーンを、思わぬ知らせが待っていた。今、小説家になったジェーンは振り返る。彼女の人生を永遠に変えた1日のことを──。

カズオ・イシグロ絶賛の小説を
『キャロル』のプロデューサーが映画化
 アカデミー賞®︎6部門にノミネートされた愛の名作『キャロル』のプロデューサーが、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌ほかが絶賛、「最良の想像的文学作品」に与えられるホーソーンデン賞を受賞した小説「マザリング・サンデー」を映画化。
 天涯孤独なメイドのジェーンは、英国名家の跡継ぎとの誰にも言えない身分違いの恋に身も心も捧げるが、たった1日がすべてを変えてしまう―。やがて小説家になった彼女は、その1日を生涯かけて手繰り寄せることになる。カンヌ国際映画祭ほか世界中の映画祭が絶賛。絵画のようなイギリスの風景、そして匂い立つエレガントな官能。秘密の恋に陶酔する、眩いほどに美しいラブストーリー。

新星×コリン・ファース×オリヴィア・コールマン
アカデミー賞®︎受賞俳優の贅沢な共演が実現
主人公のジェーンには、今最も期待される新星オデッサ・ヤング。裸で邸を歩き回るシーンにも果敢に挑み、ジェーンの自由を求める心を大胆に表現した。若き英国紳士ポールには、大ヒットTVシリーズ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子役を演じ、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞をはじめ各賞を席巻したイギリスの若き才能、ジョシュ・オコナー。愛する兄たちを失った憂いと、ジェーンへの恋慕を瞳に宿すポールを繊細に演じた。
さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと、『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優にして英国の至宝の贅沢な共演が実現。2人は『レディ・マクベス』で英国アカデミー賞にノミネートされたアリス・バーチが手掛けた脚本に惚れこみ、出演を快諾。我が子を戦争で亡くした母親の魂の慟哭を静かに深く体現したコールマンは、スクリーンに見事な奥行きを与えている。また、現在のジェーンにアカデミー賞®︎を2度受賞し、政治家としても活躍したグレンダ・ジャクソンが扮し、圧巻の貫録で観る者を魅了する。

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