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11月

ルー、パリで生まれた猫(11/18~12/1)

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キミと出会えてよかった

監督/共同脚本:
 ギョーム・メダチェフスキ
動物トレーナー:
 ミュリエル・ベック
出演:
 キャプシーヌ・サンソン=ファブレス
 コリンヌ・マシエロ
 ニコラ・ウンブデンシュトック
 リュシー・ロラン
原題:
 Mon chat et moi, la grande aventure de Rrou
製作:
 2023年製作/G/フランス・スイス合作
上映時間:
 83分
配給:
 ギャガ

人生を振り返ったとき、いつもそばに愛する猫がいてくれた。
これはあなたと愛猫たちの物語。

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楽しかったとき、落ち込んだとき、
いつもそばにていてくれてありがとう。

パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。母猫とはぐれた子猫を、ルーと名付けて一緒に暮らし始める。両親の不仲に心を痛めていたクレムにとって、ルーとの生活は心安らぐ時間となっていく。そんなある日、森の別荘を訪れたクレムとルーだったが、森である出会いが――。

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あの頃のキミに、ありがとう――。抱きしめたいほど猫が好きなあなたに贈る物語

パリを舞台に、少女の目を通して愛猫との絆を描く映画が誕生した。あの頃、そばにいてくれたから乗り越えられた――。猫と暮らした人ならそんな経験を思い出さずにいられない、これは“あなたと愛猫たちの物語”。大人へと続く人生の一時期を、楽しいときも落ち込んだときも、いつでもそばにいてくれた、猫たちへの愛と感謝の物語。

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猫好き悶絶必至!ルーの豊かな表情とドジでかわいい“あるある”行動

何といっても私たちを虜にするのは、セリフはないのにドラマを感じさせる、猫ルーの豊かな表情。窓外の鳩を狙って狩りの姿勢をとるも怖くなって逃げる、その真剣な眼。落ち込んでいるクレムを“元気づける”かのように、目の前にオモチャを落として遊びをねだる愛おしい仕草。木登りからうっかり降りられなくなりパニクっているドジっぷり。シッポを立ててついて来て、大好きなクレムに寄り添って眠る、その癒される寝顔・・・。ルーのドジでかわいい“あるある”行動は、猫好きだったら悶絶必至。生まれたばかりの赤ちゃん猫のルーも、生後2か月の子猫のルーも、若猫のルーも、どこをとっても頬ずりしたいほどのかわいさ満載。さらには物語に組み込まれたルーの目線の映像が、クレムとの絆の尊さを輝かせる。
クレム役に抜擢されて少女の繊細な心を体現したのは、800人の候補者から選ばれ、本作が初主演となるキャプシーヌ・サンソン=ファブレス。猫ルーとの自然な演技が高く評価されている。

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動物映像監督&動物トレーナーによる、猫たちの生態に忠実な“演技”や映像

監督を務めたのは、“人間の俳優を捉えるように動物の視点に立って撮る”と称される動物映像監督ギヨーム・メダチェフスキ(『アイロ~北欧ラップランドの小さなトナカイ~』(18))。今回、猫たちの生態や習性に忠実でありながら、驚くほどドラマを感じさせるルーたちの“演技”や情感に満ちた映像を生み出した。そして、猫をはじめとする動物たちのキャスティングや演出を手掛け、本作の感動を支えたのは、動物行動学を学び、これまで1000作以上の作品に携わってきたフランスの動物トレーナーの第一人者ミュリエル・ベック。ちなみに、ルー役をメインで演じたキジネコは、生後2か月の子猫の時期に撮影現場に入り、監督たちと一緒に過ごして現場で成長していったという。

屋根裏から見降ろす美しいパリの街並み、ルーが駆け下りるアパルトマンの螺旋階段やルーの目線の石畳、別荘の森の瑞々しい緑・・・。フランスならではの風景の中、幸せを見出して明日へと踏み出す少女と猫の物語が、心に爽やかな風を吹きこむ。私たちは思う。きっとクレムにとって、ルーは、生涯忘れられない猫になるだろう、と。ちょうど、あなたにとって忘れられない猫がいるように—。

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