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09月

山猫(9/23~9/29)

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9/23~9/29


シチリアの大地に最後の輝きを放つ 貴族社会の壮麗なる落日 
抬頭する新勢力と滅びゆく者の美学を豪華絢爛に描く一大叙事詩

監督:
 ルキノ・ビスコンティ
出演:
 バート・ランカスター サリーナ公爵
 アラン・ドロン タンクレディ
 クラウディア・カルディナーレ アンジェリカ
 パオロ・ストッパ
 リナ・モレリ
配給:
 クレストインターナショナル

第16回(1963年)カンヌ国際映画祭 最高賞〈グランプリ〉

シチリアの大地に最後の輝きを放つ 貴族社会の壮麗なる落日
抬頭する新勢力と滅びゆく者の美学を豪華絢爛に描く一大叙事詩

統一戦争に揺れる1860年のイタリア。シチリア島を長年に渡って統治してきた名門サリーナ公爵家にも革命の波が押し寄せる。貴族社会の終焉を感じながらも優雅な暮らしを続ける公爵は一家を連れて避暑地へと向かうが、革命軍の闘士となった公爵の甥タンクレディが、新興ブルジョワジーの娘アンジェリカと恋に落ちてしまう。
いつもと変わらぬ華やかな宴の一方で、サリーナはその盛況と、収拾なくはしゃぐ着飾った令嬢たちに突然疲労を感じ、人気のない書斎へと逃れる。瀕死の老人が描かれた「義人の死」に老いと孤独、近く訪れる死を思うー。
そこへ幸せにはちきれんばかりのタンクレディとアンジェリカがやって来て、サリーナはアンジェリカの誘いでワルツを踊る。この流麗なダンスこそが新しい時代の幕開けを告げるものであり、サリーナ公爵のひとつの役目が終わったときでもあった…。


映像の世界遺産とも呼べるイタリアの至宝。

『山猫』の日本初公開は、大幅に短縮された英語国際版で1964年。そして1981年にイタリア語のオリジナル完全版がようやく公開された。オリジナル完全版は物語の完成度が遥かに高いものの、残念ながらプリントの保存状態が悪く、発色という点では国際版の鮮やかさに及ばなかった。そして今回上映される「イタリア語・完全復元版」は、両版の良い部分が1つになった決定版と言えるだろう。

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