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10月

永遠に僕のもの(10/26~11/8)

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監督:
 ルイス・オルテガ
出演:
 ロレンソ・フェロ/カルリートス
 チノ・ダリン/ラモン
 メルセデス・モラーン/アナマリア
 ダニエル・ファネゴ/ホセ
原題:
 El Angel
上映時間:
 115分
日本公開日:
 2019年8月16日
製作年:
 2018年
映倫区分:
 R15+
配給:
 ギャガ

1971年、重大事件で逮捕された少年に世界は魅了され欲情した─
天使のように美しい17歳のカルリートスは、なぜ、〈悪〉として地上に舞い降りたのか─?

 「みんなどうかしてる。もっと自由に生きられるのに」
そうつぶやきながら、鍵の開いた窓からするりと留守宅の豪邸に入り込み、勝手にレコードをかけて軽やかに1曲踊ると、ジュエリーなどの戦利品を手に、盗んだバイクで帰宅する17歳のカルリートス(ロレンソ・フェロ)。1971年、ブエノスアイレス。真面目で善良な父と愛情に溢れた優しい母(セシリア・ロス)は、カルリートスの悪事に気付いていたが、まだやり直しが出来ると信じて息子を転校させる。新しい学校で出会ったラモン(チノ・ダリン)という青年に、カルリートスはいきなりケンカを売るが、それは彼の気を引くためだった。彼の野性的な魅力に、ひと目で心を射抜かれたのだ。ラモンもまたカルリートスの輝くようなブロンドの美しい姿で平然と罪を犯す、そのギャップに強く魅せられる。荒々しい魅力を放つラモンと意気投合したカルリートスは、二人で様々な犯罪に手を染めていく。欲しい物は何でも手に入れ、目障りな者は誰でも殺す。息をするように、ダンスを踊るように、ナチュラルに優雅に。だが、カルリートスは、どんなに悪事を重ねても満たされない想いに気付き始める──。

『トーク・トゥ・ハー』のペドロ・アルモドバル製作
アルゼンチンの新たなる才能たちが目の眩むほどの熱量で放つ興奮と陶酔のクライム青春ムービー
 1971年、ブエノスアイレスで殺人と強盗の罪で逮捕され、その天使のような顔立ちで世界を魅了した少年がいた。アルゼンチンでは知らない者のない彼をモデルに、衝撃の実話を官能的なエンターテイメントに仕上げたプロデューサーは、アカデミー賞®外国語映画賞を受賞した『オール・アバウト・マイ・マザー』で自身もカンヌ国際映画祭監督賞を、『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー賞®脚本賞を受賞したペドロ・アルモドバルと、その弟のアグスティン・アルモドバル。そして、本国アルゼンチンで記録的ヒットとなった『人生スイッチ』のハビエル・ブリア。

衝撃の実話。アルゼンチン映画NO.1を記録した妖しく美しいクライム青春ムービー。
 オリジナリティに輝くフィルモグラフィを映画史に残し、世界中に信奉者が溢れる巨匠アルモドバルが、自身の美意識を引き継ぐ者として本作の監督に選んだのが、エッジーな映像センスが高く評価され、世界各国の映画祭で様々な賞を受賞してきたアルゼンチンのルイス・オルテガ監督。
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